Bee's nest
Polistes snelleni
や
で何度か紹介してきたアシナガバチ
どこか近くに巣があるんだろうなぁと思っていましたが
なんと
ナント
こんなところに 2021.7.27 |
予備の出入り口として庭に直接出られる窓なのですが
普段は出入り口としては使っていません。
ちょっと高いので目線から切れていたとはいえ、
ここまで育ってから気がつくとは・・・
(私や娘より背の高い夫も気がついていなかった)
水まきの時にはすぐ横に立っているし
ここの前のベンチ風の台には(?)には
抜いた雑草の一時保管のカゴがあったり、
作業の合間によく腰掛けているのに(笑)
「マルハナやミツバチなら平気だけれど
これはさすがに怖くない?」
娘に聞かれましたが
ここまで育つまで平気で側で遊んでいて何をいうww
タイムを食べていたのは少し大きく
顎の黒いトガリフタモンでした。
過去に来ていたのは
フタモンアシナガバチです。
巣を作った場所と
(トガリの巣は建造物に巣を作ることはない)
繭蓋が黒ではなく白いことから
前に見かけたフタモンの巣かな?
と、思っていたのですが
よくよく見ると
コアシナガバチでした。
三種類のアシナガバチが訪れていたとは
アシナガバチはふわふわしていないので
ススメバチ寄りと勘違いされがちですが、
おとなしい蜂です。
こちらから何もしなければ何もしません。
コアシナガバチは
アシナガバチの中では凶暴と書いていたのを
どこかでみましたが、普通におとなしいです。
なにしろ巣の近くをうろうろしていても
存在に気がつかないくらいですから(笑)
むしろ終わりかけの花を切っている時の
セイヨウオオマルハナバチの方が
『切るなよ?切るなよ?まだ花ついてるぞ?』
と周りをぶんぶんしながら話しかけてきます
「アシナガバチは小さくても危険」
「アシナガバチの巣があったらすぐに駆除を」
と、あるのは大抵駆除業者運営の蜂紹介ページです。
もちろん刺されたら危険ですが、それはミツバチも一緒です。
(私にとっては毛虫の方がもっと危険)
アシナガバチの巣は一年ものなので、
冬には巣は空になります。
巣を残しておくと
同じ場所に巣を作りたがる性質があるそうなので、
次年度巣をつくられるのが嫌ならば
冬の間に巣を完全に撤去してしまえば良いのです。
もちろん、小さなお子さんがいて
「(蜂や巣に)何をするかわからない」
などの場合は確かに駆除が必要ですが
巣の場所がわかっていて、放って置ける時は
1シーズン見守って、ぜひ観察して欲しいと思います。
私でも流石に巣があったら駆除する
攻撃的すぎるスズメバチとは違って、おとなしいし
樹皮から作られた紙によるハニカム構造の巣はとても美しい。
アシナガバチは芋虫を食べてくれるので
私としては巣を作ってくれたのならありがたい存在です。
とはいえ取手が外から使えないのも困るので、
冬が来たら空いた巣には標本の仲間入りをしてもらいましょう。
また近所に巣を作ってくれたらいいな。
今回の巣があるのは畑側なので、
畑の芋虫をせっせと退治してくれていたのでしょう。
収穫と水まきと雑草抜きくらいで畑ではなかなか長く過ごさないので
目にする機会が少なかったのかな?と思います。
トガリは宿根草ガーデン側でよく目撃しています
実は宿根草の森のどこかにひっそり巣があるのかしら?
繭が白い |
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