札幌軟石
Sapporo welded tuff
札幌市の有名どころの古い建物には
大概使われている
札幌の誇る?建築素材
4万年前の支笏湖カルデラができた時の火山灰由来の
溶結凝灰岩です。
札幌軟石について詳しくは
北海道遺産(札幌軟石)のHPにあるので
こちらを参照してください。
この札幌軟石見放題なのが南区の石山緑地です。
溶結凝灰岩もぴんきりで、
ケイ素の割合が比較的低いので加工しやすかった(軟石)
かつ凝灰岩よりは強固なので建築資材として優秀だったのですね。
とか、いうことが、石にちょっと詳しくなるとよくわかります。
何年か前に訪れたことがあったのですが、
このときはまだ石には詳しくなく
(火山や化石は好きだった)
妙に静かなことや
あまりにも質量のあるものの
圧力?
そんなものに圧倒された帰ってきました。
パワースポットとか言うの嫌いなのですが、
言いたくなる人の気持ちはわかるというか。
そんな自然の大きさを感じる場所でした。
今、改めて訪れても
威圧感は相変わらずでしたが
「凝灰岩に囲まれた場所ゆえに音が吸収されやすいんだな」
とか、割れてしまっている断面を見て
「軟いな」
(石英質多めの溶結凝灰岩と比べて)
とか、見る場所と見る目が変わっている(笑)
石はひんやりしているので、夏に行くと
『気持ち』涼しいです。
かけ落ちた石段、結晶構造がわかる |
石切られているところより、本当はあの上が見たい |
雪解けの侵食と膨張で少しずつ割れていくのでしょう 春先はけっこう崩れたかけらがいっぱい |
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