魔法の庭は科学室

魔法の庭は科学室
新規理科好きHP↑https://magicalsciencegarden.jimdofree.com/

2018年11月30日金曜日

雪囲いはいつまでに?

雪の降る日は寒く、降らない日は温かい
なかなか植物には厳しい2018年の冬です。


11月が温かかったので葉が緑色のままを維持しており、剪定に入りにくく
さらに忙しかったので宿根草も手をかけていません。
雪囲いというか庭仕舞い自体がまだです。
昨年も雪囲いをしたのは11月末なんですが、
たぶん20日頃にやったんじゃないかなぁ?
雪囲いについては「雪囲いのポイント
雪解けと雪囲いの効果」で紹介していますが、

雪囲いの時期っていつがいいのでしょう?
雪囲い時に枝の剪定をするので早すぎるのはよくありません。
といっても遅すぎるのもよくはありません。

本来は植物ごとに理想の時期は違うので、
全体のバランスを考えると初雪の頃がベストだと思います。

雪の降る日は、地温はそこそこ維持されます。
初雪の頃はまだ気温も零下にならないので、
剪定口から凍ることもまだありません。
なのでわたしは色々な作業をその頃にまとめてすることにしています。

気温が0度を切る日が続く予報を見たら
ちょっと焦るかな?

といっても、防寒が必要なのはソメイヨシノくらいなので
ソメイヨシノだけ先に包んでしまえば
あとは積雪があったら作業がしにくいという自業自得なので
(あと寒い)
週末(12月1週)にやります
雪予報だけど

とは行っても宿根草ガーデンの方は積雪してしまうと刈り込みができないので
こちらはもう少し早く片付けをしたかったです。
(でも10月、11月と忙しかったんだもん)


めだかちゃんは10月から姿をみません。
まだ水温はそんなに下がっていないはずですが
冬眠に備えて下の方にいるのでしょう。
金魚は晴れた日にはまだ水面近くにあがってきます。



長らく庭をいじる生活を続けていると
どんなに寒くても
この土の下では命が繋がっている、
その包み込むような力強さを実感します。

ぶどうの剪定や釣り下げ、
桜の防寒など、一部手をかける部分はありますが、
基本のガーデンである宿根草たちには
見苦しくならない為の刈り込み以外は手をかけません。
ヒースなども潰れながらそのまま生き抜いています。


自然は素晴らしく、私が手をかけずとも立派に季節を巡って行きます。
雪囲いには意味があるし、正しいとされるやり方もあります。
私も雪囲いのポイントの記事では参考になるようにと
ある程度しっかり書きました。
(といっても、書籍などとくらべるとかなり手抜きです)
けれど、あまり難しく考えずとも良いと思います。
うちの植物たちは下手くそな雪囲いしかできなかった頃を
生き抜いて今に至っています。



2018年11月29日木曜日

太平洋炭鉱展示館

前回は貝塚公園を紹介しました。
今回は太平洋炭鉱展示館です。
貝塚公園の記事にも書きましたが私の生まれは北海道釧路市です。
たまたま義母の実家も釧路市です。
そして祖父がどちらとも太平洋炭鉱で働いていました。
(この縁は夫との出会いには全く関係ない)
太平洋炭鉱といえば現在日本で稼働する唯一の炭鉱です。
(現在は釧路コールマインという会社が採掘していますが、
太平洋下から掘っている以上、太平洋炭鉱と呼ばせてください)
子どもの時にはリアルに動いていた炭鉱
子ども故に仕組みとか気にしていなかった海底炭の採掘方法
大人になった今
展示館に行ってその技術を詳しく学び、
「すごかったのね」と感動しました。

現在は新たな大規模採炭をするわけではなく、
旧坑道沿いの壁面から採炭しているそうです。
閉山後、海底炭の採掘という技術を
海外から研修にくるので細々とまだ採掘をしている。と聞いていたのですが、
電力自由化を受けて、
太平洋炭鉱の石炭を使った火力発電所が稼働するそうです。

CO2削減の観点からいうと新規の火力発電はどうなんでしょう?
というのはさておいて、
現在稼働中の火力発電所は輸入炭を使っています。
輸入炭には搬送にもエネルギーを使っているわけですから、
国内にある資源を使う(しかも炭鉱傍に建てている)
というのは
火力発電所としてましな在り方なのかな?と思いたいです。
(太平洋炭鉱は応援したくなる)

エネルギー問題は難しいですね。
植物好きとしては
せめて燃やすだけ植えたら良いと思うのですが、
(家の屋根とか全部木を植えたらいいのにね
と、こどもの頃思ったけど土とか重いのよね。)
植えたとしてもそれだけでは帳尻が合わないそうです。

もっと言えば
植物みたいに
光合成できるようになればいいのにね。


太平洋炭鉱についてはぜひ
この展示館に行ってみてください。
丁寧に説明もしてくれます。







地球は46億年の歴史の中で冷えたり熱したり、
空気が毒になったり、何度も生物が絶滅したりして来ました。
人間がどんなに生物を滅ぼそうと、人間が環境を破壊しようと、
そのサイクルが今までにないほど早かったとしても
困るのは人間で、地球でもたぶん野生生物でもないんですよね。
「人間が絶滅させた。」
っていうのも事実なのですが、偉そうというか上からというか。
空気中の酸素が増えて絶滅したのも
氷河期が来て絶滅したのも、隕石が落っこちて絶滅したのも、
人間が生態系を破壊しても、
滅びゆく生物たちにはおんなじです。
生きて死んだだけ。
原因とか関係ないんです。
生き死にに理由をつけたいのは人間だけ。

そして地球はまた初めからやり直すだけ。
星は痛くも痒くもない。
星の命が続く限り、やり直すだけ。

だからいわゆる
「地球に優しく」
というのはちょっと違って、
「人間社会のために」
が正解だと思います。

地球の中にまで掘りに行ってるとか
たぶん「地球に優しくない」んですが
それをちっぽけな人間がやりとげていることにわくわくします。
長期的にみれば「人間社会のために」なるのかもわからないんですが、
冒険心をなくしたら発展もないと思います。

やっぱり人工的にでも光合成できるようになったらいいんだよね。
すでにウミウシでできてるヤツがいるらしいし。

2018年11月28日水曜日

貝塚公園

私の生まれは道東の釧路市です。

その釧路市にある貝塚。
名前はよく聞くし、博物館にも「貝塚の一部」の展示もあります。
博物館で見て来た後に「遺跡だ!!」そうわくわくしていって見たいと言っても。
むかしそこらへんに住んでいたらしい父(現在77歳)などは
「ゴミがいっぱいで遺跡といっても見るものはなんもない」
と連れて行ってはくれませんでした。
(私が住んでいたころの住所はそこらへんではない)

今回、祖母に会いに釧路へ行ったその空き時間、
博物館の閉館日だったのでその貝塚へと行ってみました。
貝塚は現在は貝塚公園という公園になっています。

史跡だけど公園???


公園かな?ぱっとみ空き地っぽい。
でも実は遊具があります。


このなんとなく丸くなっているのがわかるかしら?
たぶん竪穴式住居跡らしいです。
落ち葉が積もっています。
立ち入り禁止とかではありません。

娘落ち葉にダイブして遊んでいます。


良い眺め。
たぶんこの柵からすぐの凹んでいるあたりもなんらかの史跡跡



坂の下から上までをずうっと公園としている感じで、
上が竪穴式住居跡および駐車場に遊具。
下からみあげるとこんな感じ。

さて貝塚らしさはどこだ???

看板によるとこの下の方が全体に貝塚(昔のゴミ捨て場)
らしいのですが、基本的には雑草の繁るただの草地。

うーむ。

悔しいので色々と公園内を歩いて見るとある程度の大きさで
黒土が出ている部分がありました。
誰かが掘ったのかなぁ?掘っていいのかなぁ?
でも遊具もある公園だし、特に何か禁止事項とか書いてないしなぁ?

近寄ってみると
黒土の部分には貝殻がいっぱい!!
でも地面のすぐ下です。
こんなに浅いところ?
貝塚だけに貝を捨ててもバレないと誰かが捨てたのでしょうか?
(そんなめんどくさいことしないって)
よく見ると少し草がハゲているところがあり、そこにも貝殻が。
草の根の下にあるのでやはり誰かが近々で捨てたものではないようです。



これが父のいうゴミがいっぱいの正体のようです。
地面からすぐのこんな浅いところにあると言うことは
確かに「ゴミがいっぱい」ですね。
縦穴住居跡とはいっても現在は穴があるばかり、看板に説明がなければわかりません。
(貝塚と知っていれば予想はつきますが)
父の頃から今と同じような感じなのでしょう。(公園にはなっていなかったでしょうが)
今でこそ一応史跡と指定されていますが、ある程度の研究は住んでいるでしょうし、
今までも人がそこで生活して来たので、今更立ち入り禁止にするような感じでもないのでしょう。
父のいう「見るものは特にない」も否定できません。
なのでぜひとは言えません。

見栄えはしないし見るところも少ないけれど、近寄れる史跡。
確かに見所のある場所ではありませんでしたが、
私は、なんだかとっても身近なところが嬉しかったです。
近くに行ったらまた行ってしまいそう(近くに行かないと行かないかな)w

停電時に役に立ったこと(地震を経て)

2018年の北海道はなかなか大変でした。
台風から地震のコンボはさすがに「日常生活」とはいきません。
とはいえ我が家では、あまり困ったこともなく災害をやり過ごせました。
うちのある地域でもかなりの揺れはありましたが、
家屋の倒壊などはあまりなく、何より大問題なのは停電でした。

さて、うちはオール電化です。
それを知っているご近所の方などは、困って実家に避難したと思っていたようですが、
普通に家で生活をしていました。
普通に過ごした経験から、災害時に役に立った情報をここに残しておきたいと思います。

もともと家を建てた時、オール電化のリスクは想定済みでした。
なので、停電への備え(特に冬を想定)は意識していました。
といっても、
趣味のキャンプの道具ががそのまま役に立つのですが。

カセットコンロや七輪
(カセットボンベや炭なども買い置きがあります)←いつキャンプに行くかわからないので、常にある
寒い季節用のカセットボンベ式ストーブ
(今回は必要ありませんでした)
ミニランタンや懐中電灯、電池
(大きいものより小さいものを多めに持っている電池は常に常備)
レトルトカレーや白米、水の在庫
(夏の海の1週間キャンプで、後半は持参の生物は底を尽きるので、災害対策を兼ねて常備してあり、昨年の買い置きを持ってキャンプに行き、新しく備蓄に買うというのを1サイクルにしています。
ペットボトル入りの水は氷代わりに持って行き溶けたらそのまま使います。
同様に備蓄を使い、備蓄を買います。)
電池式ラジオ
モバイルバッテリー
(バッテリーが空になるとよくないので常にある程度充電してある)

キャンプとは別の備蓄としては
災害を意図せずとも、うどんやパスタなどの乾麺などが一定量食品庫にあります。
冷蔵庫は高級クーラーボックスなので、
冷凍庫内のものが溶け始めてもトータル1週間くらいは冷えています。
(冬場は冷蔵庫がなくてもこまりません)
お湯は給湯器内にあるので節約して使えば家族3人が4日はシャワーに入れます。

これだけで、家の中にあるもので1週間くらいは問題なく過ごせます。

その他に、今回は秋の地震だったので、「想定外」の設備として
太陽光発電が使えました。
うちはマックス5kwほど発電できるので、曇天でも冷蔵庫は余裕で動いてくれました。
(さすがに曇天だと炊飯器は動かず。お湯は沸かせます)
自立で使ったことがなかったのですが(停電時にしか使えない)ほんとに使えた。
ちょっとカンドーww
他には畑に野菜がまだあるとか、
庭にはビタミン摂取向けのハーブ類もあるとかもあります。

もちろん1週間過ごそうと思えば工夫して食料を使ったりして「持たせる」ことは考えなければならないし、栄養や見た目、量を重視した献立は建てられないです。
1週間栄養が偏っておも死にはしません。
温かい食事が食べられれば人は幸せです。

あとはラジオの情報が役たちました。

うちの辺は長いこと電気も携帯基地局も死んだままだったので、ラジオがなければ停電解消のめどもわからず2週間めどのサバイバルに備えてキリキリしていたかもしれません。

今の時代、正規の発表だけではあてにならないと不安かもしれませんが、
「発表されている災害対策情報に特に嘘はない」わけです
あとは自分の頭で考えてその情報を活用するだけです。
ネット上に「今水が出ている地域でも水を買いおいた方がいい」などの誤情報が出たせいで、いらぬ買い占めや、いらぬ外出のきっかけになったことを思うと、
給水所や避難所情報、停電回復地域の情報の他、「不要不急の外出はさけてください」と連呼するラジオの方が絶対頼りになると思います。


もちろん、キャンプに行っているからといって
その経験が役にたつかはその人次第だと思います。
(キャンプ道具はもちろんあった方が確実に有利だけれど、備蓄があるなしは別の話)

このブログの趣旨の通り、わたしの師匠は石器人です。
石器人は現代人からみれば間違いなくサバイバルの達人です。
昔も地震などの災害はありましたし、電気はもともとありません。
それでも、創意工夫の力で寒い冬も乗り越えて命を繋いで来ました。
サバイバル向けの道具がなかったとしても
建築、衣類、食品保存技術すべてが彼らの時代より優れているのに、電気が使えないくらいで負けてはいられません。

ちなにに買い物に行ったのは地震から10日を過ぎてから
(この時点でもまだ家の食品は残っていたのでサバイバルは2週間でも大丈夫)

そして、家族みんなの感想は「地震より夏の海キャンの方がつらい」でした。
そりゃ布団は柔らかいしね。暑い寒いもテントより激しくないし。


#がんばろう北海道
#元気です北海道

2021.6.13更新

2018年11月16日金曜日

秋キャンプ

寒いのも楽しい!!
何より静けさを楽しみたい!!
晩春と晩秋のキャンプが最近のお気に入りです。

北海道の大抵のキャンパーは9月いっぱいでシーズン終了なので、
10月に入れば一部の大人気のキャンプ場以外は静けさを満喫できます。

ちなみにダウンシェルフとか、ふかふかカーペットとか、
でっかいストーブとかのオサレな装備は我が家にはありません。
キャンパーさんのブログだと思ってはいけません。
海の1週間もそうですが、
どちらかというとサバイバルです。
5月に札幌でも雪の降ったGWにたまたま函館でキャンプしていたので
(雪は降りませんでしたが夜に0度まで下がった)
真冬仕様の装備ではなくとも、工夫次第で氷点下じゃなきゃ死にはしないことは確認済みです。

流石に夜間10度を切ると床マットはないと床が結露で濡れてしまうので、
うちのは安いエアマットですがこれは必須
娘はちょっといい中古のLOGOS、親は1000円の寝袋結合の二枚重ね。
その上から1枚づつ毛布をかけています。
あとは壁から離れたところに寝床を作ることくらいでしょうか?
雪かき必須のうちの方では「しゃかぱん」と呼ばれる
表面がポリ内側がフリースというズボンが売っているのですが、これを履いて寝ます。
上はトレーナーとセーター。
うちでは寒い時期は寝るときには必ず着替えるようにしています。
乾いた衣服の方が暖かいので、昼間着ていたものは夜になると湿気を吸っている感じがします。
同様に朝も寝袋から出るときに下着のすぐ上に着るものは着替えます。
(その上のセーターや羽織りものは着ていたものを着ます)
湿っている服のまま寝袋から出ると「湯冷め」状態になるからです。
「乾いた衣服」は大事です。

さて、そんな中10月に予定していたキャンプは猫が急病でキャンセルになりました。
11月に入ると開いているキャンプ場はほとんど皆無です。
そんな中、営業中のキャンプ場(しかも通年)が定山渓自然の村
設備などはこちらで紹介しています)です。

定山渓は実は立派に山なのですが、さらにその奥。
『定山渓温泉』のイメージを覆す。
(いや知ってはいるんですが、どうしても騙されがち)
思っていた以上にワイルドな環境でした

キャンプ場手前の駐車場で吐き戻しのペレットを見つけるところから始まりました。
ワイルド!!

キャンプ場の外周を電気柵が囲っています。
道民の森もクマ対策で生ゴミは鉄柵に捨てていいのですが、
電気柵とかはありません。
お客さんも多いので餌が多くクマも引き寄せられやすいのでしょう。

夜に電気柵の向こうを走る野うさぎも見かけました(でっかい)

夜には星空観望会、森の工作、朝には森の散策とやることもたくさんあります。
この週は焼き芋もありました。
区画の区切りも大きくそんなに混雑感は感じません。
娘は500円で一作品の「森の工作」を行った日と帰る日の、二回も作っていました。
グルガン(ホットボンド)で乾燥した木の実などをくっつけていくので簡単です。

朝の森の散策では、参加者が私と娘しかいなくて、
2人のガイドの方と4人でのんびりじっくり森を見て回れました。

人気のキャンプ場だからと敬遠してきましたが、とてもいい体験ができました。
娘はテントハウスに一目惚れです ww

猛禽類のペレット、鳥かネズミの骨が混じる

谷間に陽が射してして美しい

新しいクマの爪痕

エゾリス

白樺木立

2日めに完全に一人で作ってきた作品
1日めはグルガンは私が手伝いました。
アスレチック

寒くても元気

昨年行った安平町ときわ公園のツリーハウスが
秋キャンプとしては一番お気に入りです。

1日も早い復興を応援しています。

#頑張ろう北海道
#元気だよ北海道

2018年11月15日木曜日

このハチなーんだ?

Polistes chinensis antennalis
フタモンアシナガバチ

9月〜10月の間に、初めてみる昆虫が庭にやって来ました。

割れたぶどうの実と、海から拾って来て貯めてある流木
その両方に同じくらいの情熱でもって集まっています。

明らかにミツバチやマルハナバチとは違う
ロボットじみた固そうな見た目と
スズメバチより小さな体
木(紙)に集まっているところから

もしかしてアシナガバチ?
アシナガバチって北海道にいるのかなぁ?
と思って調べたところ

「フタモンアシナガバチ」

普通にいました。
市街地でも見かけるとの事ですが
今回はじめて見かけました。

攻撃性は高くはなくスズメバチとは違って
速やかに駆除という必要もないようです。

ただ刺されるとかなり痛いようなので、
庭に訪問に来ているだけのうちは良いのですが、
巣を見つけたときには気をつけようと思います。




2018年11月14日水曜日

2018年のワイン造り

Homemade wine 2018
Campbell early



ワインの作り方は
自家製ワインの作り方1
自家製ワインの作り方2
にて詳しく紹介していますので、
今年のぶどうと仕込みのお話です。

うちのぶどうはキャンベル・アーリー
普通にスーパーでも売っているぶどうです。
筋子より鱒子(すじこの種類)、タラバより花咲(カニの種類)という私は
巨峰よりキャンベル。
香りとコクのある品種です(私評価)
道産ワインにもよく使われる品種です。

2018年は6月〜7月の天候に恵まれず、
受粉はしたもののその後膨らまない果実がけっこうみられました。
夏も短くお盆過ぎから秋(「の気配」ではなく秋)
9月頭の台風で軸にダメージの受けたものも多く、
熟さずにしぼんでしまったものもありました。
全体的に気温が上がらなかったのでぶどうが熟すのも遅かったです。
遅かったのですが、寒暖差が少ないからか、
なかなかな葉も枯れずに11月頭まで食べごろを維持しました。

ひとふさの実の数が少なくなっているものも多く見栄えは悪いのですが、
代わりに実が大きいものも多かったです。(巨峰サイズ)
出荷などを考えないでいい家庭菜園とワイン(つぶす)から
としては、今年は良いできと言えたのかもしれません。
(たくさん採れても食べきれないので、今年はかなり大雑把に畑に還しました。以前は
小さい実や傷の入ったものは早めにとって加糖してワインにしていたのですが、今年はワインも良い実でしか作らなくなって、間引いた実は畑と土つくりのミミズ箱行きにしました)

収穫量が少ない上に、じっくり長い期間食べられたのもあり、
今年のワインの量は昨年の半分以下です。
昨年本数が多くて収納に困ったので、意図的に減らした部分もあります。

昨年は10月末に仕込みをしたのですが、この時点で樹になりながら半ば
発酵が開始している状態でした。(発酵に糖分をとられて甘みが減っている)
今年はまだまだ甘い実からのスタートです。


我が家はこれから剪定と雪囲いですが、
ご近所のぶどうの様子を見てみました。

せっかくきれいに棚を作ってらっしゃるのに、
収穫量が少ないなぁ?と気にかけていたお家があります。
すべての枝を芽を3〜4節残して短く刈っていらっしゃって、
病気対策などとしては良いのですがもったいないなぁと。
結実した枝からは再来年の芽はできますが
根元から切ることによってその芽は切れてしまいます。
花芽のつかない枝が増えていってしまうんです。
枝の判別が難しいのでしょうが、
それならば一度収穫を諦めて一度全ての芽を残さずに切ってしまうと、
再来年は全ての枝に実がつきます。

ぶどうは病気も少なく肥料もあまりいらないかわりに
剪定がすべてを左右するのだなぁ。と改めて実感しました。
(病気対策も剪定と落ち葉掃除)

ワイン造りにしか使われないポテトマッシャー


寸胴にいっぱい

でも、4L

2日でかなりふくらんできました
表面に酵母のぷつぷつが見えます。
発酵初めのうちは『ガス』が少ないので、
表面のカビ対策を含めて日に一度は混ぜます

ガスで曇っています

2018年10月19日金曜日

風景を読む詩

Splendor in the grass
or
Spring View


ワーズワースの草花の栄光
杜甫の春望

脳裏に浮かぶ光景はとても似ているのに
詩の印象はとても違います。

この二人の偉大な詩人がみた景色も、
意図したメッセージも同じではないけれど。

私の脳が描きだしたイメージは。
「豊かではないけれど美しい自然」

それが面白くて、子どもたちへの読み聞かせに取り入れてみました。

ちょっと手抜きで
キャンプの間にクーピーで描きました。
クーピー意外と面白い。

子どもたちには
「どちらの詩を描いた絵でしょう?」
と聞いてみたいと思います。




Countries may fall, but their rivers and mountains remain.

「国破れて山河あり」
幼い頃、この有名な一節だけを
国なんかなくなってもこの立派な大地が残っている。
なくしたものばかりじゃない。
という希望の言葉だと思っていたのですが、全部知ったら違いました。
杜甫はとても美しいけれど悲しい。

Though nothing can bring back the hour
Of splendour in the grass
Of glory in the flower
We will grieve not
Rather find
Strength in what remains behind

 あの草原の輝きや草花の栄光が帰らなくても
 嘆くのは止そう
 残された物の中に力を見出すのだ
 かつてのあのまばゆい輝きが
 今や永遠に奪われても
 例え二度と戻らなくても

私はワーズワースが好きです。

秋の庭の彩について考える

学校花壇への宿根草導入という記事にある通り
小学校の花壇を宿根草ボーダーにして、
極力PTA(Parent-Teacher Associatio 保護者および教師)の手間を減らすという
活動をしてきました。

児童数減少・共働きなどで
PTA活動の担い手も減っています。
先生の負担も多く、
昔はよくいた理科教師から転向した小学校教諭で、
花壇を一手に担う先生もほぼみかけません。

その中で、学校花壇整備がどこまで
子どもたちの為になっているかというと
ちょっとわかりません。
花を好きな子の家では園芸が盛んだったりしますし、
好きではない子は学校の花壇など見向きもしません。
学校の花壇いらなくない?とは思うのですが、
それはそれで花がないのでしょうか?
授業で育てる朝顔やひまわりを育てちゃダメなのかなぁ?

そんな風に学校の花壇についてつらつら考えている中で
2018年の北海道では台風〜地震と天災が続きました。
そんな時なので準備されていた夏休み明けの
花壇整備は中止になりました。

地域(学校近辺の保護者以外)の方から
「花壇が見苦しい」
との苦情が入ったそうです。
(地震からまだ1週間ですよ〜。)
他にも現在使用していない花壇があることや、
また花壇に花が少ないことに対して
家で取れた球根をあげるから植えたらいいなどの
「善意の申し出」がありました。

花壇、そんなに見苦しくもないんですよね。
台風で倒れた枝や落ち葉などは確かにあったのですが、
それなりの体裁は保っています。
カラーリーフは色づき、蕾もついています。
ロシアンセージは綺麗な青い花をまだたくさんつけています。
けっこう綺麗なんです。

結局「花」が咲いていないことが問題なようです。
この時期一般的に好まれるのまだ花のある植物は
一年草の
ペチュニア・ビオラ・サルビアあたりでしょうか?

球根も庭で取れてるということは
チューリップ・スイセン・ムスカリ・
ユリ・ダリア

ダリアだけは秋に咲きますが掘り上げと植え込みが必要です。

秋に花がないと言ってますが球根は大抵春〜夏の花ばかりです。
球根植物は花後に茎が自然に枯れるまで残さなければならないので
人目につく花壇には不向きです。
美化の為に球根植物の茎を切るという植物の生態に反する行為を
「学校」の花壇でするのも好ましくないと私は思います。

もちろんPTAとして、一年草を頑張って植えている学校はたくさんあります。
保護者の傾向もありますし、学校の協力体制もあります。
みんなが好きでやっているところもあるかもしてませんが、
誰かが我慢しながらやっているだけかもしれません。

みなが楽しく協力的に一年草や宿根草の混じった花壇を作れるのが理想ですが、
難しい場合どう工夫するのかです。

地域の方との連携なくして冬場の通学路は確保できません。

先生に負担をお願いしたくはないので、
一年草には水やりに誰かが行かなければなりません
立派に育った宿根草ならば水やりがなくてもしのげますし、管理も簡単です。

とりあえず、来年は植物のネームプレートをつけたいと思います。
宿根草やハーブ類は知らないと雑草と間違われやすいので
雑草ではなくすべてが名のある植物だとわかれば見る目も変わってくるでしょう。

地域の方にも理解を求める場を作れるといいですね。
とはいってもそういう集まりを組んでも誰も集まらないんだよなぁ。

庭で今時期に花をつけている植物を写真に撮ってみました。
バニーズや朝顔はこぼれダネで勝手に出てくるのですが、
こぼれダネ系はコントロールしにくいので学校向けではないかなぁ?
フェンネルは地味だし。
ガウラあたりは学校にも植えていいかもしれません。

もらったマリーゴールド

ロシアンセージ

ガウラ

フェンネル

バニーズ

ジャーマンアサガオ
ここからは花ではなく秋も綺麗なシリーズ。
山葡萄は黒くなる前に緑から始まって青や紫とかわりダマの様。
とても綺麗です。
ラムズイヤーは子どもたちにも人気だと聞きました。
ホルディウムやフェツスカ、カレックスは
学校花壇にも移植したので、来年は大きくなってくれるでしょう
グラス類は秋の庭でとても美しい目玉植物です。
でもイネ科雑草と間違われるのかなぁ?

他の花の様子は10月の花々やラベル秋の庭などをご覧ください。
ナチュラルガーデンが好きな私には宿根草ボーダーは
美しく紅葉し始めた秋の彩として目に映ります。

最近は人気の出てきた宿根草ですが、
一年草の派手さには叶いませんし、
まだまだ植物の知名度自体が足りない様です。
なるべく多くの方に美しさをわかっていただける様に
精進しないといけませんね。

ヤマブドウ

ラムズイヤー

ホルディウム

2018年10月13日土曜日

骨になるまでどのくらい?

記事には骨等の写真があります。
動物の死体などが苦手な方はご遠慮ください。
一応文字ははまとめて上の方に書いて、
写真はまとめて下の方に載せました。

6月のビーチコーミングの際、
打ち上げられたトドの死体を発見しました。

臭いことは臭いのですが、思ったよりも塩臭いというか、
動かしたりしない限りは耐えられる感じでした。

まだ新しく、そんなに腐敗もしていない状態でした。
カラスがついばんでいましたが、厚い皮はなかなか破れず、
キツネの足跡も見られましたが、厚い皮を破って肉を持って行くには至らず。
ましてや体ごと運べる生き物はいないでしょう。
(クマでも無理でしょう)
さて、この死体はいつになったら骨になるのでしょうか?

夏を過ぎれば腐敗も進んで
身の薄い頭やヒレくらいは骨になるでしょうか?

今年はビーチコーミングだけではなく、骨見学が加わりました。
皮が腐って来たあとは、動物などにバラされて運ばれたりすることもあるだろうし
嵐なんかも来たりしていたので、どうなったかなー?
と、次に見に行ったのは約1ヶ月後でした。

ぜんぜんなくなっていませんでした。
頭の上の方の皮はなくなっていましたが、
首の立派な筋肉や筋はまったくビクともせず。
内臓なんかはすべて溶けているはずなのですが
皮が厚いので立派な袋になっていて、
臭いも前回とあまり変わりません
皮が硬いので、小さな動物たちが太刀打ちできないんですね。
ヒグマなら屍肉は齧り取って行くかもしれませんが
クマが来るような海岸でもないですし。
分解は虫と微生物頼み。
海だと空いた穴などから小魚などが入り込んで皮を残して食べて行くのでしょうが、
骨だけになるのは随分先のようです。

次に行ったのは2ヶ月後の9月です
流石に頭の方はほとんど骨になっていました。
それでも地面に埋まっている部分の腱などはしっかりしていて
首から頭が取れるというところには至っていませんでした。
牙が一本抜けてました。
胴体の方はというと、お腹周りの皮は未だ健在でしたが
骨盤のあたりは露出していました。
まだ毛も残っているんですよ。
昔、トド皮を手に入れたらひと財産でしたでしょう。
足ひれや骨盤のあたりの並びが変わっていたので
動物が健闘したようです。
やはり、外的要因が加わると分解が早くなるようです。
足ひれが見当たらず、動物が持って行ったかな?と思ったのですが
台風も来たりしていたので周りの砂の形状から埋もれているかも?
と、周囲を掘って見たら埋もれていました。
部分的に骨がなくなっているのか、こういう骨なのか?
掘ったついでに周囲も掘ってみて気が付いたのですが、
埋もれているところはあまり腐っていません。
そしてあまり虫がいません。
というかほとんど蛆しかいません。
庭を掘ったら沢山いるようなのな何もいません。
埋もれながらも肉が溶けているところに砂中にも蛆がいるのですが
肉が溶けていないところにはとうぜんいません。ただの砂です。
たぶん砂だからでしょう。
地面に埋めた死体はとあっという間に分解するというイメージですが
地上の方が風化は早いそうです。
虫や微生物が少ない砂の上という条件では、
埋めてしまうとさらに分解されにくくなるようです。

ちなみに土を掘ったりちょっと動かすと匂いは強くなりました。

もう寒くなって来たのでこのトドさんは来年までほぼこのままでしょう。
来年立派な肋骨あたりが乾いた皮の中に残っているのではないか?
と予想して、来年を楽しみに待ちます。
初冬やし春先の雪の下では凍ったり溶けたりを繰り返すので
組織が痛んで夏よりも分解が進むのではないかと予想します。

来年が楽しみです。

ここから写真ゾーンです。
写真の表示は小にして起きました。
クリックするともとのサイズで表示されると思います。


6月17日
この状態で1m50センチほど
肉はしっかりしていてお腹の部分だけが溶けている感じ


空いている穴はカラスがつついて開けたもの

7月16日
頭は骨が露出して、上の方の身はだいぶん溶けて来た

9月23日
頭の肉はほとんどなくなっている
まだ皮に覆われた首から繋がる腱はしっかりしているし
首も砂に埋もれた部分はまだ肉が残っている

掘り出した後ろ足ひれの骨
ものすごく脂っこい

皮がしっかり残っている、中間の骨が見つからないので
動物が持って行ったと思われる
皮、まだ毛もしっかり残っている

骨盤の骨

肋骨のあたり


ネアンデルタールの薬師に学ぶ

イザの庭(薬になる植物)

Medicinal plants ブログタイトルのイザ、 ネアンデルタールのまじない女(薬師)から クロマニヨンのエイラに受け継がれた すばらしい植物たちの知識 私もイザに導かれて、植物の世界に魅了されました。 私のイザの庭にもずいぶん植物たちが...

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