「自家製ワインの作り方 1」で発酵まで紹介していたワイン作り。
「2」では発酵から熟成への過程を紹介します。
11月に入ってからかなり室温が下がったので、
今回は3週間弱発酵にかけました。
今回
さらしを縫って濾すための袋を作ってみました。
生地は二重にし、横型(濾過)縦型(絞り)と二種類作ってみました。
濾し袋をろうとにセットしてさらにざるでうけ、液体自体はボウルに開けます。
さすがに8L瓶ですから重いので2人かがりです。
まずは絞るのではなく液体だけを取り出してみました。
8L瓶一本(実質果実部分は6Lほど)から液体が4瓶取れました。
合計8本分です。
残った実や皮もあまり絞れそうな感じではなかったので
(発酵が順調になってから混ぜずにいたためけっこう乾いている)
絞らずに液体だけで瓶詰めすることにしました。
今後白ワイン(発酵が始まったら皮を除くついでに実を絞って液体だけにする)や、
実の粒の細いかくタネの多いブラックベリーの時に絞り袋の出番があるでしょう。
瓶詰めにしたワインは冷蔵庫へ
液体を取り出した順番を
8L瓶のどちらのものだったかをラベルに書いています。
瓶1と瓶2では微妙に液体の色が違います。
肝心の味ですが、今回は甘みも程良く残り
若いワインにありがちな酸味もなく
とてもまろやかな出来上がりでした。
熟成していない若い味なのですが、そのままでも結構飲めます。
瓶1と2で色と香りが違うのですが、どちらもまろやかです。
今年夏頃から作ったブラックベリー酒なども酸味が残っていたのですが、
ちょうど今頃まろやかに
美味しくなってきました。
そのことを思うと
今年のワインはとても良い出来です。
作り方は変わらないので、
今年はぶどうがよかったのだと思います。
(完熟・半腐貴ワイン状態)
ボジョレーがぶどうの出来次第と言うのを
身をもって実感しました。
使い終わった絞り袋どんなに洗っても怪しい色合いなので
(洗剤は使いたくない)
ネル(コーヒー)は煮ていた!!と思い煮てみました。
するとみるみる綺麗になりました。
煮出た汁は青いです。
(オレンジの証明の下だと紫)面白い。
次の日。
微妙に沈殿が出ています。
これは本当に最後の方の液体なので、
少し不純物が多い。
手間をかけるなら1週間くらいで
上澄みだけを取り出しますが
今回はスタートの透明度がかなり高いので
ちょっと様子見をしようかな?と思っています。
(空き瓶もないし)
上に書いていますが、1と2で色と香りが違います。
もとの果汁の量が違って発酵の進みに差があるのか
たまたま実の完熟度に違いがあったのか。
完成した時にも違いがあるのか。
色々興味はつきません。
飲み頃は1〜2ヶ月後
準備から発酵の仕方などは
を参考にしてください
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