魔法の庭は科学室

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ラベル 薬効のある植物 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2021年8月18日水曜日

ホップの毱花の中

Humulus lupulus

ホップの毱花の成長過程
を以前にあげました
そのついでて、
ホップについて調べてみたのですが、

花の構造が
「いわゆる花とはちょっと違う」
「あじさいやクリスマスローズとも違う」
(松ぼっくりっぽい感じかな?)

ビールに欠かせないホップの成分は
『ルプリン』
黄色いつぶつぶで、完熟すると減るので
その前に収穫する

完熟ってどこかしら?
完熟についてはいまいち調べてもわからなかったので

ホップの成長過程に応じて
中がどんな風になっているのか解剖してみました。


とりあえず、育ってそうなのを切ってみた
切った途端にとても良い香りが立ち上る
ビールの様な苦味もうっすらと感じさせつつ
柑橘っぽいフレーバー
中には黄色いつぶつぶがいっぱい
これがルプリンか!!

その後、大中小と探して切ってみた


膨らみ始めたくらいの毱花
ルプリンは少ない


少し伸び始めた感じの毱花
ルプリンも少し増えてきた


大の1
黄緑で綺麗で大きな毱花
たぶん種なんだろう硬い粒ができている
種の色は白く熟していない感じ
ルプリンたくさん


大の2
外側の緑色に一部は濃く
内側には少し茶色い変質が出てきたくらい
切って見ると種(?)に色がついてきていて
熟してきているのがわかる
大の1と比べるとルプリンが少し少ない


ルプリンのマイクロスコープ写真



完熟とは種ができること、
種に色づく前が、
ルプリンが一番多いことが確認できました。

ちなみに完熟した後のホップの毱花
花の隙間から葉が出てきます

ピーマンみたいに種が発芽しているわけではない様ですが
(ピーマンはたまに中にある種から芽が出たりしている)

面白い植物です

ホップは冬に地上部が一度全部枯れるので、
少しでも緑を増やして
来年の栄養を増やしたいという作戦なのでしょうか?

 



2021年7月20日火曜日

ブルーマロウ

25年くらい前
まだ今ほどにはハーブティーとか出回っていなかった頃
赤毛のアンの料理ブックだったかしら?
何かで見かけた色の変わるハーブティー
これ飲んでみたい!!と
ブルーマロウを輸入食品のお店で見かけて購入
青色でいてくれる時間が短くて、ちょっと寂しかったのを覚えています。

味はそんなにないんだよね。
そのブルーマロウ。
うちの庭にも植っていますが、
そんなに美味しくないしハーブとしては
喉に優しとかうがいに使うとかあるのですが
花が粘膜質だからとかそういう理由なので
いままでハーブティーにしたことがありません


(さらには越冬しないと思っていたら越冬する
越冬しいると株がどんどん大きくなる
種がすごく落ちるので
あまり大事に育てていない)

ブルーマロウのことを知った娘が
やってみたい!!

と言うので
乾燥させてハーブティーにしてみました


ウスベニアオイ

乾燥してみた

瓶にためてある

お湯を注ぐ
色が変わらない
青い色はもともと時間で抜けるので
湯温が高かったかしら?

レモン汁を足すとピンクに
成分は出ているはず

水出しにしてみた
水出し・・・
青くならなーい


 なぜに青くならないのか?
今まで大切にしてこなかったバチが当たったのか?

ちょっと調べてみたのですが、よくわからなかったのでした。

ゼニアオイ(ウスベニアオイの変種・園芸品種)
と、ウスベニアオイがどちらもコモンマロウとして出回っているという
なんだか違う情報に行きつきましたが
それによると、うちのコは「ウスベニアオイ」
なんとなくゼニアオイノ方が色素が多そうなので、
使う量を増やしたらいいのかしら
どちらでも乾燥するだけで青いハーブティーになる様です。

わからないことは実験を繰り返すのみ。

今年は花を収穫しまくって乾燥させていろいろ試してみましょう。

2021年6月12日土曜日

北海道でヒガンバナを咲かせよう

Lycoris radiata

I want to have the street hishoka flower blossoms in Hokkaido


今年から新たにヒガンバナの地植えに挑戦を始めることにしました。
ヒガンバナ=彼岸花=曼珠沙華=リコリス
けっこう有毒性も有名かと思いますが、
薬草と毒草は紙一重
ぜひともイザの庭には欲しいところです。

「自生で賄える薬効のある植物」で、薬草ガーデンは植生を決めているので
宿根草で構成されています。
種子を取って繁殖させる。や、球根を掘り上げる。
はちょっと目標から外れるので、
一年草や、屋外で越冬できないものは
薬草ガーデンの仲間ではなく「園芸」として楽しんでいます。
勝手なこだわりなのですが(笑)

見た目が美しく、その上毒性もあるヒガンバナ
最近の愛読者が薬理凶室の「アリエナイ理科ノ大辞典」
娘にも植えられないの?と相談されて
北海道には自生していないのは知っていたので、ちょっと調べてみました。

園芸などのサイトでは冬は室内へ。との記載ばかりでしたが
素晴らしいHPを見つけました
いつも海岸へ冒険に行かせてもらっている石狩。
天気予報も石狩を参考にしている石狩。
そんな石狩で地植えに挑戦している上に
詳細な情報をあげてくださっているのです。
私も観察と経験を積み重ねて考察しながら植物を育てていくのが好きなので、
こちらのブログはとてもわかりやすく情報も素晴らしい。
リンクは2020年のページにと繋がらせて頂いていますが、
ぜひその先をたどってみてください。

こちらの情報によると、地植えでの越冬は問題なく、
日照不足のため開花が難しいらしい。
ということでした。
石狩で越冬できるなら、うちの辺もかなり過酷ですが大丈夫に違いない。

こちらを参考にして、我が家でもこれから
観察と記録を続けていきたいと思います。

彼岸花の球根はネットで購入。
持った以上に立派な球根がやってきたので
多分今年は開花するのではないでしょうか?
(球根の写真は撮ったはずが撮れていませんでした)
とりあえず、地植えと、比較対象のために鉢にも植えました(冬は室内)
楽しみですね〜


2021.5.19

2019.5.19

 

2018年6月7日木曜日

ホップの管理(春〜初夏

ホップは地植えにして3年くらいになると、春雪解けとともに芽が出てきます。
伸びた芽は自然にカーブがかかって固まっています。
無理に誘引しようとすると折れてしまうので、
芽が20cm頃に伸びてきたあたりで支柱を組んでしまいます。
(ネットをかける場合はこの時点でかけます)

4.4雪解けすぐ


5.1支柱を立てる

支柱の立て方や紐での吊り方は環境しだいだと思いますが、
可能ならば3mくらい欲しいです。
我が家では試行錯誤の上、最近はたけを針金固定して枠組みを組み、
支柱に直接は巻きつきにくいので、麻紐をわたします。
こにタケ部分は冬囲いの時に分解してしまいます。
毎年新しいたけでホップの棚の組み
古いタケは野菜や雪囲いの支柱に回します。(支柱は消耗品)
土台部分だけはコンクリートと2×4材で固定しています。





支柱を立てて、あるていど成長してくると葉が混み合ってきます。
春先はこれをまめにすいていきます。
地面に近い場所で陽があたらず色の薄い葉からうどんこ病がひろがりやすいからです。
また、この時期ホップに直接卵を産むタイプ(コロニー)を作る毛虫はあまりいないのですが
移動してきた大きめの毛虫がつきます。
混み合った葉は毛虫の隠れ蓑になりやすいので下葉をすっきりさせることで毛虫が防げます。
(下からのぼってくるので上の方はあまり関係ない)

混み合った葉

5.16 すっきりさせました
また株が大きくなってくると次から次への芽が伸びてきます。
下の方には細くて弱い茎の可愛い奴がひょろひょろもやもやしていますが
弱くて病気になりやすいのでそういうのはみなカットします。
さらに、後半伸びてきたものは栄養不足で色が薄いものが混じります。
つるものの施肥考察の記事にも書いていますが、
ここではリン・カリではなく必要なのはチッ素です。
下にチッ素の効果の写真を載せています。
(光の加減でわかりにくかったので同じ葉を写した写真ではないのですが、
同日、同じように黄緑かった葉にチッ素肥料をあげて緑に葉の色が治った葉です)

色の抜けた葉

チッ素をあげて5日後くらい
伸びた葉が光合成した栄養分は主に伸びる方に使われるようで、
新しく伸びてきた芽は根の栄養を使っています。
なので、後から伸びてきた芽は栄養不足なのです。
花をつけるのはまだ先なので、今時期はつるをひたすら伸ばすのに使う栄養
「チッ素」だけが不足するのですね。
黄色がかった葉はとにかくうどんこ病にかかりやすいので気をつけます。
黄色い葉がすくなければ病気しらずで過ごせます。

この記事を書いている6月6日ですが、6月4日にも2回目の葉すきを行いました。
そろそろ毛虫が見つかる時期なので他の植物も初夏の刈り込みを行っています。

2021.6.13更新

2017年11月30日木曜日

イザの庭の冬仕度

Medicinal plants garden in november


ブログタイトルでもあるイザの庭
我が家の薬草ガーデンです。
11月下旬に入ってあっという間に雪の下になりましたが
11月に入ってからもずっと緑でした。
本当に雪に埋もれる1月から3月以外では
緑のまま使える薬草もある様です。

植物たちの冬へ向けての様子を紹介します。
基本的には
「根元に芽を出す」
「地に伏せる」
カワラハハコやハハコクサ、ベルガモットなどはそのまま枯れています。
ホップは刈り込んだ根元にすでに芽が顔を出しているものもあります。

普段の様子とは違う「冬支度」を見せた植物の写真を紹介しています。

今回少し拡張しました
ヒソップ
根元に小さな目がたくさん。
まだ上は青いのですが、もう少ししたら切ります

ニガヨモギ
こちらも根元に若い芽が。

セントジョンズワート
夏場は丈高くなるのですが、冬場は地を這います

ローマンカモマイル
こちらも地に伏せています


亜麻も根元に若い芽を用意しています。
写真にはありませんがノコギリソウ(ヤロウ)も地に伏せ気味になっています。
草丈があれば雪から顔を出し、その部分が寒さにやられます。
みな地ぎわに潜んで春を迎えるのですね。
今から芽を用意している草たちは春の活動も早いです。
薬としてだけではなく、は春一番にビタミン(青物)
として重宝であったというのが納得できる冬越しの姿です。

2017年9月6日水曜日

ダチュラの毒性と性質

Datura



日本では朝鮮朝顔とキダチチョウセンアサガオ
の両方がダチュラと呼ばれています。

キダチチョウセンアサガオは
エンジェルズトランペット(ブルグマンシア)
園芸品種として普通に売っています。

両方かなり危険な毒草でもあります。

ダチュラといえば
エイラでは麻酔薬として時々使われていましたし、
モグウルも儀式に使っていました。
どちらにしても
「使用には十分注意して」
とイザもエイラも繰り返し言っていました。

私の好きな本
『千年医師物語』(ノア・ゴードン)にも出てきますが
「麻酔」は世紀の発明です。
ロブJが言っています。
「エーテルで救える命が格段に増えた」
麻酔があることっで外科手術が容易になったのです。

「いつでも使える薬箱」
としてイザの庭をプロデュースしたいので
基本植えるのは宿根草だけと決めているのですが
「薬師の庭」にはやはり
ダチュラがないと始まらない気がします。
北海道では朝鮮朝顔・エンジェルズトランペット共に越冬できません。
それでもダチュラは別格だと思い、植えることにしました。

こぼれ種で増えているのか、毎年植えているのかわかりませんが
朝鮮朝顔の方はご近所で見かけるので、
我が家でもタネはそのままに様子をみたいと思います。
うまくいけば宿根ではなくとも自然にいつでも生えるので趣旨にぴったりです。

エンジェルズトランペットは鉢植えで、寒くなったら室内に移動します。



エンジェルズトランペット
(キダチチョウセンアサガオ)
ブルグマンシア
Brugmansia


蕾がついてからなかなか開かない
(ちょっと暑くて葉も焼け気味)

なかなか咲かないのでダメなのかな?
と思っていたらなんだかにょーんと伸びてきた

にょーん

まさかの咲き方!!

しかもこのくらいしか開かないのね。
なんというアンバランス

ダチュラ
(朝鮮朝顔)

Datura metel

油断していたら咲いていた

タネのもと

新しい蕾
(今度は咲くまで追いかけてみます)

ちょっと膨らんできた


2017年7月28日金曜日

魔女気分で虫除けキャンドル2

Aroma candle
for insect repellent


魔女気分で虫除けキャンドルで、初挑戦したアロマキャンドル。
香りを強くするべく
今回は乾燥した葉を使って作ってみました。

また、前回シリコン型で作ったキャンドルですが
キャンドル単体だと燭台が要るので
キャンプ用には型に入れて欲しいとのリクエストがあり
アルミカップで作ることにしました。

全部同じロウソクで作ったので
ついた色は植物から出た色です。
(ラベンダーはうっすら着色しています)
そして完成したロウソクはかなり香りがします。
ロウソクに加工するには
フレッシュより乾燥した方が良いのかもしれません。


材料
ロウソク大8本
細いロウソクからとった芯
アルミカップ
乾燥ハーブ類
ワームウッド
ミント
モスキートブロッカー
ラベンダー

※ハーブ以外は百均で手に入るものです

道具
ビニール袋
金槌またはレンチ
鍋(湯煎用)
ボール
割り箸
竹串(半分に折る)
クッキングペーパー
バット(うちではいらないケーキ型)

※ボール・バットは専用にする。
割り箸、竹串なども再利用できるので一式セットとしてしまっています。

まとめてビニール袋に入れ

ビニールが破れないように二重にして、硬いもので叩く

湯煎のボールに入るくらいに割れればよい

湯煎にかける

ハーブも入れて葉をもんでクラッシュする
ロウを溶かしながら香りを移す
芯は溶けたら抜く
アルミカップに芯を垂らしておく

シトロネラ
爽やかな香り。
ほんのり薄い緑色






ワームウッド+ミント
前回効果のほどがあまりわからなかったので、
ミックスしてみました。
煮出し中はミントの香りでしたが、
完成後はワームウッドの方が香りが強く出ています。
かなり黄色くなりました。






ラベンダー
今回初めて使ったので
花がバラバラになるのがちょっと面倒でした。
お茶パックか何かを使ってもいいかな?と思いますが、
ロウを無駄に吸いそうなので、やっぱり専用で茶漉しを用意することにします。

花が浮いてしまうので
次からは濾し器も用意しようと決意しました。

着色はクレヨンで、ほんの少し

娘が花を飾りたいと何かやっていましたが、
沈んでしまうのでわからない

つぶつぶしてます。

今回は8本のロウソクで3種類11個のロウソクができました。
乾燥ハーブまとまりにくいので、
残り物はワックスバーにはできませんでした。
ロウ極力型に出して、残りは捨てました。




今回のアロマキャンドルは
火をつけると香りがひろがりました。

虫除けでは全部混ぜだけに火をつけてみましたが、
それなりに効果もあった様です。

ラベンダーのいちばんつぶつぶしているものは
燃焼に難があるかな?と、
一番最初に火をつけてみましたが、
やはり火が消えやすかったです。
粒は少なめの方が良い様です。

芯は細いものを使用したので、
火は小さめで燃焼時間も長く
ちょうどよかったです。
次回のキャンドル作成
乾燥ハーブつぶつぶなしで、
一応の完成を見るのではないでしょうか?

2017.8.1 更新

ネアンデルタールの薬師に学ぶ

イザの庭(薬になる植物)

Medicinal plants ブログタイトルのイザ、 ネアンデルタールのまじない女(薬師)から クロマニヨンのエイラに受け継がれた すばらしい植物たちの知識 私もイザに導かれて、植物の世界に魅了されました。 私のイザの庭にもずいぶん植物たちが...

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