Humulus lupulus
ホップの毱花の成長過程を以前にあげました
そのついでて、
ホップについて調べてみたのですが、
花の構造が
「いわゆる花とはちょっと違う」
「あじさいやクリスマスローズとも違う」
(松ぼっくりっぽい感じかな?)
ビールに欠かせないホップの成分は
『ルプリン』
黄色いつぶつぶで、完熟すると減るので
その前に収穫する
完熟ってどこかしら?
完熟についてはいまいち調べてもわからなかったので
ホップの成長過程に応じて
中がどんな風になっているのか解剖してみました。
とりあえず、育ってそうなのを切ってみた 切った途端にとても良い香りが立ち上る ビールの様な苦味もうっすらと感じさせつつ 柑橘っぽいフレーバー 中には黄色いつぶつぶがいっぱい これがルプリンか!! |
その後、大中小と探して切ってみた |
小 膨らみ始めたくらいの毱花 ルプリンは少ない |
中 少し伸び始めた感じの毱花 ルプリンも少し増えてきた |
大の1 黄緑で綺麗で大きな毱花 たぶん種なんだろう硬い粒ができている 種の色は白く熟していない感じ ルプリンたくさん |
大の2 外側の緑色に一部は濃く 内側には少し茶色い変質が出てきたくらい 切って見ると種(?)に色がついてきていて 熟してきているのがわかる 大の1と比べるとルプリンが少し少ない |
ルプリンのマイクロスコープ写真 |
完熟とは種ができること、
種に色づく前が、
ルプリンが一番多いことが確認できました。
ちなみに完熟した後のホップの毱花
花の隙間から葉が出てきます
ピーマンみたいに種が発芽しているわけではない様ですが
(ピーマンはたまに中にある種から芽が出たりしている)
面白い植物です
ホップは冬に地上部が一度全部枯れるので、
少しでも緑を増やして
来年の栄養を増やしたいという作戦なのでしょうか?
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