魔法の庭は科学室

魔法の庭は科学室
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2017年7月28日金曜日

魔女気分で虫除けキャンドル2

Aroma candle
for insect repellent


魔女気分で虫除けキャンドルで、初挑戦したアロマキャンドル。
香りを強くするべく
今回は乾燥した葉を使って作ってみました。

また、前回シリコン型で作ったキャンドルですが
キャンドル単体だと燭台が要るので
キャンプ用には型に入れて欲しいとのリクエストがあり
アルミカップで作ることにしました。

全部同じロウソクで作ったので
ついた色は植物から出た色です。
(ラベンダーはうっすら着色しています)
そして完成したロウソクはかなり香りがします。
ロウソクに加工するには
フレッシュより乾燥した方が良いのかもしれません。


材料
ロウソク大8本
細いロウソクからとった芯
アルミカップ
乾燥ハーブ類
ワームウッド
ミント
モスキートブロッカー
ラベンダー

※ハーブ以外は百均で手に入るものです

道具
ビニール袋
金槌またはレンチ
鍋(湯煎用)
ボール
割り箸
竹串(半分に折る)
クッキングペーパー
バット(うちではいらないケーキ型)

※ボール・バットは専用にする。
割り箸、竹串なども再利用できるので一式セットとしてしまっています。

まとめてビニール袋に入れ

ビニールが破れないように二重にして、硬いもので叩く

湯煎のボールに入るくらいに割れればよい

湯煎にかける

ハーブも入れて葉をもんでクラッシュする
ロウを溶かしながら香りを移す
芯は溶けたら抜く
アルミカップに芯を垂らしておく

シトロネラ
爽やかな香り。
ほんのり薄い緑色






ワームウッド+ミント
前回効果のほどがあまりわからなかったので、
ミックスしてみました。
煮出し中はミントの香りでしたが、
完成後はワームウッドの方が香りが強く出ています。
かなり黄色くなりました。






ラベンダー
今回初めて使ったので
花がバラバラになるのがちょっと面倒でした。
お茶パックか何かを使ってもいいかな?と思いますが、
ロウを無駄に吸いそうなので、やっぱり専用で茶漉しを用意することにします。

花が浮いてしまうので
次からは濾し器も用意しようと決意しました。

着色はクレヨンで、ほんの少し

娘が花を飾りたいと何かやっていましたが、
沈んでしまうのでわからない

つぶつぶしてます。

今回は8本のロウソクで3種類11個のロウソクができました。
乾燥ハーブまとまりにくいので、
残り物はワックスバーにはできませんでした。
ロウ極力型に出して、残りは捨てました。




今回のアロマキャンドルは
火をつけると香りがひろがりました。

虫除けでは全部混ぜだけに火をつけてみましたが、
それなりに効果もあった様です。

ラベンダーのいちばんつぶつぶしているものは
燃焼に難があるかな?と、
一番最初に火をつけてみましたが、
やはり火が消えやすかったです。
粒は少なめの方が良い様です。

芯は細いものを使用したので、
火は小さめで燃焼時間も長く
ちょうどよかったです。
次回のキャンドル作成
乾燥ハーブつぶつぶなしで、
一応の完成を見るのではないでしょうか?

2017.8.1 更新

2017年7月27日木曜日

薬草茶を淹れてみよう

Tasting

 Hypericum perforatum
St. John's wort 

 Hyssopus
Hyssop


試飲
セントジョンズワート・ヒソップ

「イザの庭」〜薬になる植物で紹介している植物は、
育ったものは収穫して、エイラに習って
とりあえず乾燥しています。

ハーブティーとしてはフレッシュで飲め、
飲んだ方が美味しいものもあると思いますが、
私の目的は「薬師」なので、
保存の効く乾燥した状態にすることが重要です。

薬としての効果の確認はとりあえず保留して、
とりあえず乾燥した状態からのお茶にして、
それぞれの味を確認してみることにしました。
目や鼻や舌すべてで、覚えることが大事とイザも言っています。

入れ方も
葉っぱをぶちぶち細かくして
お湯を注ぐだけ。

Enjoy the taste not.
Just pour boiling the dried leaves .

 Hypericum perforatum
St. John's wort 
セントジョンズワート

草の匂いがします。
はっきりした味のようなものはしませんが、
甘いような香りのような味が舌に残ります。
単体ではあまり美味しくありません。


ちょっと黄色い

 Hyssopus
Hyssop

ヒソップ
やなぎはっかというだけあって
爽やかな香りがします。
ミント単体のミントティーよりはマイルドです。
味は強くありませんが、爽やかな後味が残ります。
ジョンダラー(エイラの夫)がエイラのお茶は爽やかだ
と言っていたのが身を以て実感できました。

エイラはいつも数種類の薬草を
ブレンドしてお茶を入れていましたが、
やばぎはっかは好んでよく使っていたのです。

ヒソップをブレンドすると
セントジョンズワートも飲みやすくなるのではないか?
という感じがしました。
一通りに試飲を済ませたら、
今度はブレンドに挑戦したいと思います。
(薬効のあるものなので、混ぜる際に気は使いそうですが)

こちらは緑

ノコギリソウ、ハハコグサを乾燥し始めました。
乾燥後お茶にしたら更新します。

2017年7月26日水曜日

ビーツを育ててボルシチを作ろう

ビーツを植えたら(テーブルビート)
やっぱりボルシチを作るでしょう

Borsch
борщ 

ボルシチ
私も昨年、作り方を調べるまで
ロシアの家庭料理だと思っていましたが、
ウクライナ発祥、東欧圏全体食べられる料理です。

ビーツを友人から頂いたのを機に
自分で作ってみるまでは、
雪まつりの11丁目(国際広場)で
食べるものでした。

ボルシチは簡単に作れるし、
娘のお気に入りなので
畑でビーツから作ることにしました。

4月中旬に種を巻いて室内で苗を作り、
5月末に庭に植え、7月末に間引きも兼ねて
1回目の収穫をしました。
かなり大きく育てられるので、
中玉サイズで寄ってしまっているところから抜きました。
今ある株は8月までに順番に抜いていきます。

畑に移したあとは特に何も世話はしていません。
肥料も春先の土つくり時以降はしていません。
植えて1週間ほどは暑いと昼間しなっとなるので
水切れに注意しました。

今年の6月はあまりあたたかくなく
目に見えての生育は7月に入ってからでした。
8月〜9月までの2ヶ月でもう一期いけるかな?
と昨日種を撒きました。

2017.4.21

娘の野菜畑
アスパラ・トマト・きゅうり・
ひょうたん(学校で種をもらった)
じゃがいも・ビーツ
ししとう(ママのため)
2列だけもらってコットン(ママ)
ひまわりは鳥の餌用

2017.7.5

2017.7.25
周囲が7cmほど。
2つあれば大鍋いっぱいにボルシチができる。

とれたては美味しそうに見えたので
茎を生食してみました
硬いですが、食べられなくもないです。
癖もなく太い水菜の様。
でも火を入れた方が美味しいと思います。

ボルシチ
サワークリームの代わりに無糖のヨーグルト


ボルシチの作り方
材料
ビーツ(拳大一個あれば一回ぶんには足りる)
にんじん
じゃがいも
キャベツ
玉ねぎ
トマト(缶詰でもいい)
野菜各適量(その時あるもので)
肉類適当
(ひき肉、ベーコン、ソーセージ)その時あるもの
ワイン
コンソメ(ビーフ・チキン)

野菜を切って炒める。
私は細かく切った方が好きです。
形も大きさも好みで
肉を軽く炒める。
ビーツを最後に軽く炒める。
炒めた順に鍋に投入
ワインを適当に入れる。
軽く沸かす。
沸いたら必要な量の水を鍋に入れて煮る。
トマトが缶詰の時はここで入れる。
生の時は炒めてから入れる。
コンソメ・塩コショウ等で味付け。

家庭料理なので、シチューを作る要領であとは自由に。
ビーツを炒める派と炒めない派があるようですが、どっちでも好みで良いのではないでしょうか?
家庭料理だし。

2017年7月25日火曜日

夏の庭(7〜8月の花壇)

summer garden


Flowers bloom in the summer
and
Crocosmia description


初夏の短い北海道。
真夏日の続く最近は
庭はすっかり真夏モードです。

7月上旬に咲いていた花たちは
夏季休業準備中。

暑い日差しの下で咲き始めた花たちを紹介します。


theyms vulgaris
奥にはラベンダー(終了間近)
手前のフォックスリーは一番最後に咲く。
ロンギ・コモン・フォックスリー、
タイム3品種で春から夏までを彩る。

Perovskia atriplicifolia
ロシアンセージ
大株になると迫力
管理もしやすく夏向けに良い

Trifolium arvense
トリフォニウム・バニーズ
黄色のトリフォニウムのあとを彩る

Monarda didyma
モナルダ・ベルガモット
Achillea alpina
ヤロウ・アキレア
Origanum 
オレガノ・ケントビューティー

Echinopsinae
エキノプス
花穂が開き始めた。

Nymphaea
睡蓮
金魚の庭に今年植えた睡蓮

Crocosmia × crocosmiiflora
クロコスミア
(ヒメオウギズイセン)
昨秋に娘が植えた球根
リーガルリリー系だっかたな?
咲いてみないとわからない

池の周り
カサブランカはいつも8月に咲く
クロコスミアが綺麗



クロコスミア
 Crocosmia 
(ヒメオウギズイセン)

南アフリカ原産の植物にも関わらず北海道でも地植えで越冬します。
植えっぱなしで大丈夫な丈夫な球根植物です。
大きくなった球根から株わかれた小さい塊を植えて3年。
今夏、やっと花が咲きました。
1年目は葉が2枚
昨年は4枚くらいでした。
今年は葉も丈も大分大きくなったなぁと思っていたら、蕾がでました。
蕾が出てから、花が開くまで10日程度かかります。
根元に近い方から咲いていく様子がわかります。
初夏から咲いていた花が終わってきた頃合いに咲く真っ赤な花は
夏らしく良いアクセントです。






2017年7月21日金曜日

ヒースガーデンの管理(春〜夏

Heath garden spring~summer

ヒースガーデンが
夏を迎えました。

ガーデンと池の間は、
現在ロックガーデン化が進行中です。
ざっくりと石が置いてあります。
低木のカルーナはロックガーデンにも向いています。

2017.7.21
春から夏にかけての様子と
夏場の注意点について書いています。
エリカやカルーナは暑さと乾燥に弱いです。
エリカは特に乾燥に弱いです。
弱いといっても枯れたりはなかなかしないのですが、
条件が悪いと成長しません。

ヒソップ
Hyssopus

ヒソップは春から初夏にかけてどんどん大きくなります。
感想も湿潤も特に気にせず、すくすくと育ちます。
7月に入るとそれぞれ花を咲かせます

2017.5.30
2017.6.14
2017.7.12
2017.7.12

2017.7.12

カルーナ
Calluna vulgaris

暑いのも日差しも苦手です。
半日陰を作ってやって2年目、
今年は今時期に株が大きくなり始めました。

2017.6.21
2017.6.21 
2017.7.10

2017.7.10

2017.7.28
花が咲きました

2017.7.28
こちらはピンクの花

ダボエキア(ダボエシア)
Daboecia cantabrica

2015年の晩夏に植えました。
移植してすぐ春を迎え、昨年を過ごし、
今年、初めて花をつけました。

エリカ・カルーナとヒースガーデンの主役ですが、
姿はエリカやカルーナより、
姫シャクナゲやコケモモに似ています。

2017.6.24

2017.7.7

2017.7.19

2017.7.21

コケモモ

Vaccinium vitis-idaea



コケモモも植え替えたので、

今年しばらくぶりに花をつけました。

株も少し成長しています。

2017.7.7
コケモモの花
2017.7.7

うちの庭は基本的にどこでも南からの陽が当たるので
日陰は自分で作ります。
一ば上の写真にあるように、
レンガを積み、その影になるように
植物を配置しています。

中でもエリカは本当に陽に弱いので
この壁際に定植してやっと調子がよくなってきました。
カルーナよりエリカは耐寒性に劣ります。
耐寒性の高いエリカを選ぶと暑さに弱いのですが、
だんだん性質がわかってきました。
ヒースガーデンの植物たちは
「枯れたかな?」と思っても
芽吹いてきてくれる強さを持ち合わせているので
試行錯誤する私に付き合ってくれる
とてもありがたい存在です。

2017.7.7

2017.7.28

2017.7.28 更新

ネアンデルタールの薬師に学ぶ

イザの庭(薬になる植物)

Medicinal plants ブログタイトルのイザ、 ネアンデルタールのまじない女(薬師)から クロマニヨンのエイラに受け継がれた すばらしい植物たちの知識 私もイザに導かれて、植物の世界に魅了されました。 私のイザの庭にもずいぶん植物たちが...

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