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2018年10月4日木曜日

強四川は強かった(きゅうり)

強四川の苗の価格が現在は300〜400円くらいになっています。
(2021.7.9)
強四川VSつよっしーという最新の情報もありますので、
よければ今後の参考にしてください。
ここから下の記事内の価格は2018年時のものです。
記事内用には変更を加えていません。



来年度の野菜苗を考えるにはまだまだ早い時期ですが、
きゅうり苗についてのお話です。

きゅうりは家庭菜園で簡単にできる野菜ですが、
たくさん獲れるか否か?というのはかなり天候に左右されます。
天候に恵まれずともそれなりには収穫できてしまうので、
『畑』はおまけエリアなのであまり手はかけていません。
手はかけていないからこそ、環境でどのように差がつくかに
気がつくこともあります。

きゅうりといえば、ハダニやうどんこ病。
実は雌花のつきやすい温度など実は色々あります。
『ホップの育て方(つるもの施肥考察)』の記事にもありますが、
病気は育ち初めの頃の施肥でコントロールできます。

その後の結実時期になるとこれはほぼ天候次第。
日照や温度の不足はどうにもなりません。
即効性の肥料をあげれば栄養不足は解消できますが、
それでも天候に恵まれなければ不健康になってしまうのはいなめません 。

2018年の北海道はきゅうりのみならず、畑全般には厳しい天候でした。
良い年ならば11月頃まで収穫できるトマトも終了の気配。
オクラも育ちません。
6月〜7月の天候不順で苗の1つは枯れて、残り2苗でほそぼそと頑張ってきた
きゅうりも9月頭の台風でうち倒されました。

今年はビーツと山わさびだけが元気です。

しかし、そんな中奇跡の復活を遂げているきゅうりが

それが
『強四川』です。
昨年に導入してみた苗ですが、これのなりが良く、こどもが味を気に入ったというので今年も1苗導入していたものです。

日照が不足し気温も低かったので、今年はきゅうり全般には期待していなかったのですが、台風で傷がついてこんな状態に。


強四川の下の方
一応2苗とも吊り直しておいたのですが、もう終わりだなぁと思い
特に世話もせず放置していました。
(ぽつぽつと残っていた花から大きくなったきゅうりが9月末までに5本くらい収穫できました)

手前が強四川奥が黒サンゴ
しかしながらここ(10月頭)に来て強四川から元気な葉がたくさん出て来ました。
とはいえもうすぐ霜が降りてしまうのできっと枯れちゃうのですが。




強四川の苗は200円くらいします。
黒サンゴはだいたい80円。接木苗で100円
(たまに50円で買えます。)

天候に恵まれれば80円の苗で30本くらいの収穫があります。
恵まれないと下手すると5本くらいです。(でっかくなりすぎたり、うまく育たなかったりするので、「良い」きゅうりだと5本くらい)
育てる手間暇を考えてしまうと、
スーパーで夏に買うときゅうりは38円くらいなので、
不作に備えるとつい80円の苗で手を打ちたくなるのですが。
2年育てて思ったことは
強四川は不作の年でも10本くらいは獲れます。
黒サンゴより強くて途中で折れたりしませんし、何より現在見せている生命力。
しかもわたしは畑には手をかけたくありません。
(はたけはムスメの!!私は手伝い)

今年は80円の苗を2苗、強四川を1苗購入し、80円の苗が1本折れました。
来年は強四川を2苗で行きたいと思います。

元気なビーツ
土をかけておけば雪が降るま畑に置いておけます。

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