Proper Harvest Time
今年は全体的に実りがあいまいな天候でしたが、
ぶどうはそこそこ頑張っています。
(ついで良いのがビーツ)
さっくり終わった2018年の夏。
ぶどうも8月の末には色づきはじめてきました。
9月上旬にはカラス除けのネットを張りました。
(枯れ気味の葉を切り、ぶどうに陽が当たるようにする作業も同時に行いました)
さて、色がつきはじめるとこどもの関心は
「いつ食べられるのか?」
もいですぐ食べる贅沢が身についているので『完熟』が前提です。
トマトなら赤くなったら
(赤いトマトは完熟じゃなくてもいいらしい)
黄色いトマトでも「節に触れてぽろっと取れたら」
ブルーベリーやブラックベリーなどのベリー系も引っ張ってぽろっと取れたら。
さて、ぶどうの見極めはポイントに気がつかない限りは
白いいちごにつぐ難しさです。
(ちなみに白いイチゴはタネが赤くなったら)
かなり早い段階で色が変わる(みどりの種類は色が変わらない)ため色では判断できないからです。
また、色づき初めてから甘くなるのに1ヶ月近く(以上)かかる上、天候に左右されます。
「10月になったら食べられるよ」というのがだいたい間違いないですが、10月になっただけでは『ちょー甘いぶどう』を狙うにはまだ早いのです。
10月末になれば今度は食べる速度が追いつかなくなって何を食べても完熟
(→余ってワインコース)になります。
きっと調べればわかったのでしょうが
(うちにある花新聞には収穫については載っていなかった)
なんでも自分で調べたい(気がつきたい)私。
一昨年はやっと実がそこそこなったのでそこまでは気が回らず。
昨年は9月の天候が良かったのか色づきから熟すまでが早く、考察する時期が短かったためか、曖昧なまま終わりました。
そして今年やっとみつけました。
その前に、まずは間違いないのは香りです。
ひと房づつ鼻を近づけてかなり強く甘い香りがしていればそれは美味しい実です。
これは間違いないです。
この方法は早いうちに気が付いて鼻を頼りに選別して来ました。
(でも高いところはわからない)
今回、やっと鼻と視覚が一致しました。
甘くないぶどう |
ちょー甘いぶどう |
違いは『柄』です。
強い甘い香りがするのはこの木化が始まった実だけでした。
柄が木化してきているのは水分の供給をやめた合図。
(成長をやめる=熟した証拠)かな?
みどりの柄でもほんのり香りのするものは追熟でそこそこ甘くなりますが、
木化の始まったぶどうの甘さとは比べ物にはなりません。
義実家でもぶどうを作っていましたが、いつも甘くないと不評でした。
種類が巨峰と熟すのが遅い種類なうえ、気が短く色がついたらすぐ収穫してしまうからなのですが、ちゃんとした収穫の目安を知っていたらちゃんと待てたと思います。
(キャンベルと比べて巨峰は北海道に適さないとされてボツにされたので実験不可)
義実家でもけっこう長く育てていたのに、意外と知らなかったぶどうの収穫目安。
もしも悩んでいる方がいらしたら参考にしてみてください。
私の経験による判断なので、もしも間違っていたらごめんなさい。
『強い甘い匂い』で判別する限りは間違いないです。
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