魔法の庭は科学室

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2018年4月12日木曜日

ミントを支配しよう

Don't be afraid  to plant Mint


うっかり植えると大変なハーブ等言われて
必要以上に恐れられていますが
ミントは別に怖くないです。

私は害虫対策としてミントを活用していますが
困ったことはありません。
上手に管理しないと庭中ミントだらけになるというのは
あながち嘘ではありませんが、
ミントに限らず宿根草植物はみな似たり寄ったりです。

ミントはとにかく地下茎が強いのですが
逆に言えば引けばずるずると抜けます。
横に伸びる地下茎は深くて15cmくらいのところなので簡単に抜けます

深くまで潜り(というか深くからでも出てくる)
引っ張ったら切れてしまうスギナの地下茎の方が私は嫌いです。

ミントは必要な分を残して、あとはとにかく抜けばいいのです。
「自分で植えといて自分で抜いてるー」と笑われましたが
それが正しい管理方法です。
株がおおきくなると伸びる地下茎も増えるのでどんどん減らします。

確かに張り巡らされてしまうと引いても簡単には抜けなくなるので、
スコップで掘り起こす感じになります。
なのでその前の「地下茎ズルズル」の段階でコントロールするのです。
それは他の宿根草にも言えます。

とにかく『育てて抜く』これがコントロールの第一歩です

コンパニオンプランツとしては
根の浅いタイムが一番管理しやすいです。
全体を覆っていてもすぐに剥がれます。
しかし、害虫に対する効果はミントが一番な気がします。
(個人的感想)

コントロールの第二段階は『壁を作る』です

前年度の段階で害虫に対する効果を実験中だった畑横のミント。

「効果がなかったら抜こう」と思っていたのですが
効果があったのでこのまま植えておきます。
なるべく放っておく管理が理想なので
ミントに毎年気を配るのも疲れるので、
『壁』を埋め込むことにしました。

みどりのプラスチックの
よくある簡易ガーデン作りの柵です。
この柵で囲むとそれ以上超えてこないのは
宿根草ガーデンの方で検証済みです。

昔は焼成丸太やいらない材木などを
埋めて境界にしたりしていたのですが
根っこがいつの間にか材木の中を進んでくるんです。
地上部には虫がつきやすいし、
こういうプラスチックの埋め込み型ガーデン柵が一番です。

あとはコボレダネでも増えたりするし、
たまに柵を上から超えたりするので
地上部は花後短く切ります。

『邪魔になったら切る』
これで支配は完璧です。


『抜く』
『囲う』
『切る』

言葉を並べると
育てているのか?って感じがしますが
強い植物はその強さを逆手にどんどん抜いて切ってしまいましょう。
枯れませんから!!

宿根草ガーデンを持つということは
甘さを見せると共倒れです。





2021.6.13 更新

2017年8月3日木曜日

植物による害虫対策(コンパニオンプランツ)

Companion planting


コンパニオンプランツといえば、
トマトとバジルが有名ですね。
一緒に育てると美味しくなる。
それはそれで大変素晴らしいことですが、

我が家ではコンパニオンプランツの仕事といえば

「虫関係」

ポリネーターを呼び寄せる。
虫を寄せ付けない。
虫に食べられてもらう(罠)。
益虫を呼び寄せる。


配置を間違わずに植えることで、
農薬に頼らずとも、虫の害の少ない園芸が行えます。

園芸植物には時期に合わせて一部薬剤を使いますが、
畑は基本的に無農薬です。

畑の害虫としているのは
青虫・毛虫・コガネムシ類・カメムシ類
ナメクジ・ワラジ虫です。

(ナメクジは誘い出して殺す系の薬剤を
園芸植物側に撒いています。
それで畑側の被害もなくなりました。)

ワラジ虫は雑草の管理の項に少し書きましたが、
スギナを減らすことで数が減ります。
同様に、青虫も背の低い雑草に先につくので、
そんなに害はありません。
コガネムシ・カメムシ類は
人体への危険はないので、あまり気にしていません。

結局問題になるのは毛虫です。
畑が収穫期に入る頃の毛虫
道路を渡って来るものがほとんどです。

毛虫のつきやすい植物につくだけではなく、
間違って野菜類にもつくことがあります。

こどもが収穫に行くので、毛虫だけは要注意です。

園芸植物側でやっていたことを応用して、
道路との境界、
隣家との境界にはミントを生垣状に配置しました。
(生垣上からはみ出る文分は即時刈込む)

これで畑にはほぼ毛虫はでません。
丈が低く
毛虫に狙われやすいいちごも
今年は安泰でした。

5年かけて経験から学んできたことが
ずいぶんと実を結んで来ました。

今年は畑も庭も手入れがしやすいです。



タイムなどの他の虫が嫌がるハーブ類も
畑の周辺を囲む様に植えてあります。

薬草ガーデンのワームウッドは天然の虫除け成分です。
ホップへの毛虫被害が減ったので、
毛虫にも効果はあるのかもしれません。

セントジョンズワートや、ノコギリソウも
益虫を呼び寄せる効果があります。
(アブラムシを食べるテントウムシ等)

ラムズイヤーが呼び寄せた蜂が、
キュウリやトマトにも寄って行きます。
(受粉)

ブルーマロウは毛虫がつきやすいので、
コロニーができていれば燃やします。
小さなブルーマロウがぽつぽつ生えているおかげで、
他の植物が毛虫に狙われる確率が減ります。
(罠)

元来、薬とは自然界にあった有効な性質を知り、
その成分を調べたところから生まれました。
ですので、私は現代の「薬」を否定することはありません。

しかし逆に言えば、その性質をそのままに
自然の状態で活用することで
科学的に管理することも可能なのです。

というか、やってみたい。
できるのならば試してみたい。
柳の皮で熱がひくのか(アスピリン)

歴史を遡る様に、技術を遡って確かめてみたいのです。

「コンパニオンプランツ」
庭に有益ですが、それだけではなく
科学的にもとても興味深いです。






ネアンデルタールの薬師に学ぶ

イザの庭(薬になる植物)

Medicinal plants ブログタイトルのイザ、 ネアンデルタールのまじない女(薬師)から クロマニヨンのエイラに受け継がれた すばらしい植物たちの知識 私もイザに導かれて、植物の世界に魅了されました。 私のイザの庭にもずいぶん植物たちが...

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