魔法の庭は科学室

魔法の庭は科学室
新規理科好きHP↑https://magicalsciencegarden.jimdofree.com/

2017年4月27日木曜日

ヒースガーデンの管理(冬〜春

Heath gardens winter~spring



我が家のヒースガーデンの構成要素は
カルーナ、エリカ、ダボエキア、コケモモ、姫シャクナゲ、ヒソップです。
他にワタスゲ、イブキジャコウソウなども植わっています。

コケモモ、姫シャクナゲ、ダボエキアは葉が厚く、
葉の残ったままなんとなく春を迎えるのですが、
カルーナ、ヒソップは葉が枯れます。
この2種は管理方法が違うので、間違わないように気をつけましょう。

カルーナの様子です。
カルーナは雪解けすぐは枯れていないようでも
その後変色しほぼ枯れて見えます。
その枯れた葉がまるで更新されるように新芽が出て来ます。
「枯れた枝だから」と切ってしまうと、葉のでるべき枝がなくなってしまいます。
根元から新芽が出るわけではないのです。
これはエリカも同様です。

エリカの方が芽吹きが遅く
カルーナの2週間後でした。

カルーナの新芽(4月下旬)

Calluna vulgaris



エリカの新芽(5月中旬)

  Erica



ヒソップは春先、枝の根元から10cmくらいのところまでに
たくさん新芽が出ます。

旧枝にも雪の中でついた新芽がありますが、
それは雪解け後、ほとんど枯れてしまいます。

上2枚の写真は雪解け後に
実験的に新芽を残して25cmくらい残して切ったもの
下の1枚は積雪前の時点で旧枝を根元から10cmほどで刈り込んだものです。

春に改めて新しく出てくる新芽がのびのびとしています。
残した枝は後で刈り込んでしまいましょう。
(本当は雪前が正解。でも株が育っているので気にせず切っちゃいます)

Hyssopus



実験の結果からも根元から10cm残して刈り込む方が、
枝を残すよりも良いということです。

ヒソップは根元からのびた緑色の若い枝が美しく、香りもよく、花も咲きます。
旧枝の芽は春先の寒風に耐えればそのまま伸びますが、
根元が木化して高さが出てコントロールしにくくなります。
また常に根元から新芽が出るので、
茶色い木化した枝がお化けのように残ってしまいます。

ヒソップも3年目には株がかなり大きくなるので、
大きくして自然の風合いを残したい場合以外は
どんどん刈り込んで行きましょう。

ただし、根から直接新芽が出るわけではないので、
根元から10cmは残して切りましょう!!

温かくなってからの管理については
にて紹介しています。

※ロシアンセージもヒソップと同じ管理方法になります。

 2021.6.13 更新

2017年4月26日水曜日

北国のガーデニング知識検定

北国のガーデニング知識検定を受けるに当たって、
色々情報を探してみましたがなかなかありませんでした。

私、キャンプ場といい、資格といいニッチなところが好きなようです。

わかったのは、道内各地から受けにくる方がいらっしゃることと、
意外に難しいということだけです。
結局見つけられたのは、
出題が北国のガーデニング知識検定公式テキスト【改訂版】
の中からなことと、70点で合格なことなど、
商工会議所のサイトに書いてあることだけでした。

試験のことを知ったのが1月、2月には講習会があって、3月には試験です。
趣味で受けることもあり、講習会のお金は払いたくなーい。
と、翌年の試験を受けることに決めて、テキストを購入しました。
「1年間テキストを読み込んで、どうしても自信がなかったら講習会を受けよう」
(2回うけるくらいなら1回で成功したいから)

申し込みは12月からです。
申し込み用紙をダウンロードしてみると、
昨年度の試験の申し込み用紙に記載がなかったはずの
過去問題1部300円の文字が!!

過去問きたー!!!

懐かしい試験勉強時代が蘇りますね(笑

試験5142円、講習会5142円、過去問8年分で2400円
過去問8部と試験料をもって12月中頃に商工会議所へ(ちょうど用があった)。

ここで問題発生、わたしが張り切りすぎなのか、
過去問題はまだできていませんでした。
(特に記載がなかったので受付と一緒に手に入ると思った)
ものすごーく頭を下げられながら、郵送しますと。
いえいえ、私が「今」ならちょっと勉強の時間がとれたので、
「今」ほしかっただけなので、
だったら急がないでも次に時間がある時(それは2月末試験ギリギリ)
までに手にはいればいいのでできたら取りに来ますよ。
いえいえ、郵送します。
郵送してくれました。
しかも予定より出来上がりが遅れたとわざわざ一度電話もくれました。

商工会議所の方、なんて優しいんだ。
(でもこれで落ちたらすげー恥ずかしいとプレッシャーがかかったことは言うまい)

過去問が届いたのち、
とりあえず、自前の園芸知識とテキストを読んだだけの頭で
問題を解いていきました。

この状態での正解率はボーダーライン
50問(35問正解で合格)
33〜37問の間でした。
(後半2年分は41〜42問の正解)
後半で点が取れて来たので、安心しつつ、
テキストからノートを作って行きました。
自分でまとめ直して、書くと覚えます。
PC大好きですが、お勉強がやはり手書きが一番。
私の苦手は1〜2年草の品種なので(私の庭は宿根草がメイン)
そこはもう写真をみるしかない。

ノートを作り終わった後
過去問をやり直して見た所46〜50の正解率!

今年の試験でしたが、過去8年とは少し傾向が違いました。
文章というか、選択肢と問題が逆になっているというか、
満点取れるかもくらいで行ったのですが、
自信をもって正解と言えるものが30問
多分正解と思えるものが7問(これがあっていればいちおう合格)
まちがってはいない気がするが4問
なんとも言えないが7問
さっぱりわからないが2問

がーん。

夫が「講習会に出てたらだいたい受かるんだって」と、笑いながら
「落ちていたら来年の講習会代出してあげるから」って言ってくれました。
試験代出してくれたら講習会行かなくても次は受かるよ!!って言いましたが
とりあえず受かっていました。よかった。
「たぶん」と「間違っていない気がする」の他にも何問かあってました。
講習会からの特別問題らしきものが1問ありますが、
講習会に出れば試験傾向がわかるのかは実際のところわかりません。

ロックガーデンに使う石の名前は全部覚えていたのに、
羊蹄石は札幌近郊なのか?
と悩んで違う答えを選んだのですが、
帰って来て確認したら、テキストに札幌近郊として出ていました。
石の名前は覚えたけどさ、札幌近郊とかまで覚えてなかったよ。
ウォールガーデン用の石は近郊ででないんだもん。

というのが、もっとも悔やまれる間違いです。

あと、牡丹と芍薬の写真をずーっと眺めていて、
「枝ぶりが木っぽいから牡丹」
と悩んで答えたのに、よく読んだら問題文に『宿根草』との
問題はよく読みましょう。と娘にいつも言っているのにね。

私は牡丹と芍薬に詳しくないけれど、見る人は写真を見たらわかるんだ!!
と思って必死に写真を眺めてみたんですが、
詳しい人なら知っている。
小さな写真くらいでは牡丹と芍薬の区別はそうそうつかないそうです。
(だから問題文に「宿根草」とかいてあった)


出題の傾向(過去問から多く出たもの)

好光性植物・嫌光性植物
覆土(するものしないもの)
種播時期(発芽温度)
花壇の配置
ボーダー花壇
ロックガーデン(ウォールガーデン)
デルフィニウム等(北海道向けの品種
バラ苗の種類
施肥
大枝の剪定の仕方
植物ホルモンのどれか
栄養繁殖方のどれか
春花壇、夏花壇の植え込み時期
開花期(開花順)
夏季を彩る花(北海道では少ないから)


北海道ガーデニングマイスターの詳細は札幌商工会議所のサイトにあります

2017年4月25日火曜日

球根植物への施肥効果


スイセンは庭の2箇所で植えっ放しにしています。
同時期に導入した株です。
もともと分球したものをもらった小さな株でした。
株としては4年目になります。

植栽場所は
さくらんぼの木の根元(南向き時間により日陰適湿)
道路沿いの春球根花壇(南向き日向乾燥)です。

春球根花壇から、一部を2年前の春にさくらんぼの根元に移植しました。
(掘り上げた球根ではなく、発芽後花前に移植)
さくらんぼの根元の方は、水仙にというわけではなく、
さくらんぼに施肥がされています。
さくらんぼの施肥の時期は、
雪解け後〜花後〜初秋〜葉の落ちた後(堆肥を撒く)です。

春球根の花壇は道路沿いで、大きく育てたくないので、
土質の調整を兼ねて堆肥を混ぜ込んでいる以外の施肥はほぼしていません。

比較用に18cmほどのガーデンフェンスを背後に置いて撮影してみました。
草丈が倍近く違います。
花の大きさも1.5倍ほどの差があります。
手前に見えている大き目のクロッカスの葉とそんなに草丈が変わりません



昨春に咲いた時(移植〜花〜施肥状態〜越冬〜花)は草丈が高めになったくらいで、
花や葉の大きさや勢いにここまでの差はありませんでした。
今春(移植〜花〜施肥状態〜越冬〜花〜施肥状態〜越冬〜花)
環境の良い状態に2年あると、立派な株になるようです。
花も葉も厚みがあり瑞々しいです。


花色は栄養の悪い方が濃いようです。
こちらは貧相ですがなにか野生の美しさを感じます。

私の好みとしては、園芸家としては正しくないのでしょうが、
水仙には酷ですが施肥なしの方です。
大きく立派に咲く水仙はまさにナルシスの風合いで、
ちょっと癪に障ります。

庭にはそれなりに園芸品種を植えてはいますが、
野に咲く花が好きです。
手入れしないわけには行きませんが、
野生の花畑の風合いのある花壇をいつも目指しています。

球根植物への施肥の効果が目に見えて現れるには2年ほどかかるようです。
花後の休眠までの短い期間で球根が育つのですから当然といえば当然です。

春の姿を想像して手をかける。
待つことは冬の楽しみです。

2017年4月21日金曜日

北海道のキャンプ場

Campsites in Hokkaido

北海道はキャンプ場がたくさんあります。
高級なものから、野性味あふれるものまで。

初めて行ってみようとおもった場所は
雰囲気等々いろいろ検索してみるのですが
それ以外の写真や情報がなかなか見つかりません。
もちろんキャンプ場のサイト(HP)はあります。
行ったならではの情報が欲しいのです。
しかし、北海道には本当にたくさんキャンプ場があるので、
情報も人口密度の様にまばらです。
せめて行ったことのある場所のことは自分なりに色々書いて行こうと思います。
我が家のキャンプは「アウトドア」というよりは「キャンプ」
野外を野外らしく楽しもう!!という感じです。
また、どうしても興味が草花か原始的生活?に行ってしまうので
どこまで参考になるかわかりませんが
行ってみたならではの雰囲気を伝えられたらと思います。

キャンプ場の情報はページにて順次公開していきます。
こちらのページからも順次リンクして行く様に更新していきます。


道民の森一番川地区
ichibangawa


tsukigata


bifue(Lake shikotsu)


mieko ko-en


shakotan(notuka campsites)


shika ko-en


江別市森林キャンプ場
ebetsushi shinrin ko-en

higashikagura shinrin ko-en

2018.4.15 更新

2017年4月19日水曜日

小さな池を作ろう

簡単に作れる小さな池を紹介します。

うちの庭には小さな池が2つあります。
蓮の池と金魚の池です。
蓮の池にも虫が湧かない様に金魚がいます。
金魚はほぼ野生です。
餌をあげに行くと逃げる上に食べないのであげません。
雪が降ってもそのまま越冬します。

池を作るには、凍結震度を調べます。
凍結震度までは凍る可能性があるということです。
凍結震度より深ければ凍りません。
凍結震度を調べたら、それより深く掘ります。
そこに水漏れのしない容器を埋めます。
ちなみに水は空気より冷えにくいので、
凍結震度まで掘らなくても大丈夫ですが、
万全を来するなら凍結震度+5cmくらい掘りましょう。
ちなみに札幌市周辺の凍結震度は60cmです。

下の蓮の鉢は地下40cmくらいまでしか水深がありません。
もともと蓮池のつもりだったからです。
(球根類は土の中なのであまり難しく考えなくてもいい)
いきなりの根雪で金魚を回収できず、「すまん」と思っていましたが
雪が溶けたら元気に泳いでいました。
二匹目を探したらハスの泥の間に潜り混んでいました。
(その後元気に出て来た)
上に雪がしっかりとかぶさるところで、土なども入っているなら、
40cmでも行ける様です。
当時、蓮用の大きな鉢も売っていなかったので、
これは大きい植木鉢の穴をセメントで埋めました。
その上から庭から出た粘土を貼り付けて水が抜けないようにしました。
初めの年は全体から乾燥して行くので水の減りが早かったです。
最近では鉢の細かい目にも粘土や植物のなにかが詰まって水も減らなくなりました。
今はビオトープ様の大きな鉢も売っているのでそれを埋めたら楽でしょう。




次は金魚様に作った池です。
地面は65cmまで掘り、
この当時は50cmの深さのプラコンテナしか売っていなかったので、
レンガを埋めて横壁を高くとってコンテナだけ深く埋めました。
水深は48cmくらいでコンテナの底が地上からはー62cmくらいです。
その後上の蓮池の経験から横壁を浅くし、深度55cmくらいになっています。

池が地面に埋まっている限りは経験上40〜55cmの水深で大丈夫ですが、
池の外側が地面から出ている場合は水深が65cm以上あってもダメです。
水深ではなくどれだけ地面に埋まっているかがポイントなので
そこは気をつけてください。



どちらも子どもがはまらない様に(落ちるほど大きくない)
柵が置いてあります。

蓮の池、金魚の池ともに2年は夏場は緑色で魚が見えなくなっていたのですが、
蓮の池は昨年から透明度が高くなりました。
植物が完全に根付いて生態系が落ち着いた様です。

金魚の池には何も植えていなかったのですが、
昨年カヤツリソウを植えてみました。
しかし、ポットのままだったのがいけなかったのか、
日照不足で栄養が足りなかったのか越冬できませんでした。

そこで、6月18日に睡蓮(耐寒性)を入れました。
金魚をたくさん飼っている人に「睡蓮だと金魚が食べ漁る」と聞いていたのですが、
蓮池にいれた睡蓮が無事に育って大きくなっているので、
とりあえず入れてみました。

2017.6.30 サルフェリア

まだ緑色ですが、透明度は上がっています。
睡蓮も食べられていません。
アオコ(池の緑色の原因)が残っているので
満腹状態なだけかもしれませんが、
金魚が多いと食べられちゃうのかな?と思いました。
うちの池は自己完結、餌も、水換えも基本しません。
(酸素供給兼ねての足し水はする→溢れた水→植物の肥料)
金魚数が多い時点で自然の状態ではないですから、餌も足りないのでしょう。
睡蓮を入れて三日ほどで水が澄み始め、
水深15cmくらいまでは普通に見えるようになりました。
上の写真の時期(4月上旬)では蓮池が底まで見えているのに対し、
金魚池は魚が水面まで上がって来ないと見えませんした。


蓮池の方も気温が上がってやや緑かかって来ていますが、
こちらは水深20cmくらいまでぎりぎり見えます。

ちなみに蓮の池だったのですが、
ビオトーブでは夏の高温で死にそうになった
姫睡蓮(野外では越冬しないはず)を
「越冬する前にこのままじゃ死ぬ」
と入れたところ、普通に越冬し、かつ幅を聞かせています。
黄緑がかった丸い葉が蓮、切れ込みのある葉が睡蓮です
たぶん蕾も睡蓮(花びら形から)
昨年までは蓮の方が優勢でしたが、
今年は「姫」どころではありません。

池の管理で難しいのは虫が湧くことです。
メダカでもいいですが、メダカは冬は越せないので
金魚(和金)が強くて向いています。
うちの金魚池の主は
お祭りで掬われてやってきて死ななかった最強の和金です。
蓮池にいる金魚も、義父が繁殖している金魚の淘汰組です。
(餌ももらってない池の底から生還したやつ)

秋が進んでくると物陰でじっとするようになり、冬眠状態になります。
もし夏場餌をあげていたとしても、ここからはあげません。
雪解け後も、水の上の方に上がってくるまでは、
まだ半分冬眠状態なので、餌はあげません。
(うちではもうずっとあげていないけれど)

※メダカの越冬ですが、メダカも越冬し、春には産卵もするそうです。
環境次第だと思いますが、泥の中に潜って冬を越すそうです。
(知人のお家でのお話です)
メダカは金魚より澄んだ水を好むので、
条件としてはそれなりの水深があり、
そこに安定した土(泥)の底。植物の植わっていること。
日向ではないことでしょうか?

わたしもそのうちメダカ池を作ってみたいと思います。
(日陰に空き地がないので考えて作ります)

池作りはじつは簡単です。
庭に池があると癒されるので、ぜひ作ってみてください。
和金も水槽でみるには地味ですが、
池に走る一筋の赤はとても美しいです。



池の凍結についての情報はこちらにもあります
2017.11.15 更新

発芽

種まきの季節です。
まだ寒いので室内でタネから苗を育て庭に移植します。

直播きできるものは初めのうちは直播きしていたのですが、
雑草や現在ある種のこぼれ種、鳥や虫がは恩田ものなど
色々一斉に芽吹いてきて行方不明になるのでやめました。
初めて植えるものや、育った姿は知っていても発芽の様子はまた違うので、
雑草と間違えて抜いたりとかもしてしまいがちです。

昨年まではプラスチックの再利用できるポットを使っていたのですが、
こどもが手伝いたがるので、移植時に根を崩さない様に
今回からジフィーポット(ポットのまま地面に植えられる)にしました。
今回は蒔いたのは、

やつしろ草  (娘の趣味)
テーブルビート(ボルシチ好きの娘の趣味)
綿花     (ちょっと育てて見たかった)
ひょうたん  (娘の趣味)
ダチュラ   (エイラちゃんに出てくる。取扱注意)

4月の12日に蒔きました
室温18〜21℃ 灌水です。

18日には芽が出ました。
私は発芽の写真を探すのですが(行方不明になるから)
なかなかないので
誰かの参考になればとUPしておきます。


テーブルビート
Beta vulgaris var. esculenta



やつしろ草
リンドウ咲きカンパニュラ
Campanula glomerata var. dahurica




わた
Gossypium 


ひょうたんとダチュラの発芽はまだです。
発芽したら更新します。

メタルマッチ

キャスト・アウェイ』(Cast Away)
トム・ハンクスとバレーボールのウィルソン(お気に入り)の映画です。
これと※エイラの火おこしの場面を見るたびに思うこと。

『火打ち石って偉大だ』

うちはよくキャンプに行きます。
アウトドアではなくキャンプ!!
せっかくだから火打ち石で火を起こしたいじゃないですか?
ほんとはエイラちゃんの様にフリントと黄鉄鉱
(ほんとはあまりこれでは火がつかないらしい)
でやりたいんですが、フリントってそこらへんに転がっている訳でもないので
(じつは石器も作って見たいけれどフリントって転がっていないのよ)
ちなみに白滝ジオパークに行けば黒曜石で石器が作れます

そこでフリントを買おうと思ったら
フリントじゃ永遠に火がつかないから
買うならせめてメタルマッチにしなさいといわれたので

メタルマッチを買ってみました。

この動画は買ってすぐやってみたものです。
まだ下手です。
今は30秒くらいでつけられます。
火がつけられる様になったので、簡易版の小さいやつも買いました。
ちょっと旅行に出るときは
ナイフと火打ち石はポケットに入っていると安心します。

メタルマッチの使い方ですが、
使用方法のサイトにもありますが初めはマグネシウムをケチらないことです。
使い始めは塗装が剥がれるので、なかなかマグネシウム量が足りてないです。
内側の白っぽい削りかすが出るところまで削ります。
なれると少量でもつけられる様になります。
火花の散らし方も力のあるなしで違います。
私はなまくらナイフの方が散らしやすいですが、
力のある方は付属の板?の方が飛ばしやすいそうです。

 ほくちは今のところテッシュが一番でした。

枯れ草とかで実験してつけられたので有事の際は枯れ草でも大丈夫!


今年はエイラちゃんの石投げ機を作って練習してみたいと思っています。


東京ディズニーリゾートの絶叫系レポート

怖いのに乗りたい。
途中まで興味があるけれど最後のあれが怖い。
乗りたくないのに娘が乗りたいらしい。

私も落ちる乗り物が苦手です。
内臓が浮く(ーマイナスG)が嫌いです。

この度しばらくぶりにTDRに行ってきたのですが
「怖いあれ」に乗るにあたって
ものすんごく色々な方のご意見を見て回りました。
でも恐怖の感じ方は人それぞれ、いくら見て回っても足りなーい。
と、思ったので私も誰かの参考になればとここに書き記しておきます。

以下は私の怖い順に並べてあります。

TDL

恐怖指標            ーG    アドレナリン

カリブの海賊          ★      
ガジェットのコースター     ★     ★
ビッグサンダーマウンテン    
スペースマウンテン       ★     ★★★★★
スプラッシュマウンテン     ★★★★  ★★★

カリブの海賊は油断していたら落ちるのでうっとなります。
連続して乗れば全然平気です。
ガジェットは子供向けと思っていたら意外と本格です。
とはいえ子供向けです。
横Gは平気なのでビッグサンダーは楽しいだけです。
ーGも感じたことがありません。
スプラッシュは1日目と4日目に乗った時(前回)
四日目(二回目)に乗った時は思ったより平気でした。
一回目ははうーっってなりましたがなんとか耐えれました。
色々乗って慣れたらしい。
落ちものは結構慣れます。
スペースは落ちないので怖くないと思って乗るのですが、
乗り終わった後体がフラフラになります。
スピードも早く後Gと横Gが常にかかっているので身体的ストレスが大きいようです。
アドレナリンめちゃくちゃでで饒舌になります。
暗いのでコースが見えなく初めて乗る時は不安ですがとにかく落ちないです。
(一瞬ふわっつとくるところは2回くらいある)

TDS

恐怖指標            ーG    アドレナリン

インディジョーンズ             ★
フランダーのコースター          
レイジングスピリッツ      ★★    ★
センターオブジアース      ★★    ★★★★
タワーオブテラー        のれませんでした

インディは落ちもの系ではないのですが、めちゃくちゃ振り回されます。
なめてかかるとびっくりします。
始めた乗った時は以外に怖かったー。ってなります。
一番前以外の席では身長が小さいと足がしっかりつかないので、
より振り回されて怖いです。
フランダーはガジェットよりさらに怖くないです。
手放しでもずっと乗れます。
レイジングはローラーは平気(子供の頃にのったことがある)なのですが
落ちがどのくらいかわからず二の足を踏んでいました。
タワーに乗るかレイジングがと迫られならばローラーと乗って見たところ、
平気でした。(元の恐怖心がすごかったので拍子抜けしたのかしら?)
ローラーに入る前に二回やや落ちますが、スプラッシュほどでもなく、
ローラーにいたっては気持ちいいです。
しっかり固定されているのと、スピードがあまり出ていないからではないでしょうか。
センターは夜に乗ってしまったので下がまさに奈落。
落ちる瞬間はもう死んだ。と思いました。
実際は落ちるいうよりは飛びました。浮き上がってないのかもしれませんが、浮いた!
落ちが短いのでーGはほぼ感じず、私としては★でしたが、
同乗者(落ちるの平気)が★★くらい落ちたというので体重で違うのかもしれません。
奈落に落ちるような恐怖感はありますが、落ち感じたいはスプラッシュの方が気持ち悪いです。
落ちて終わりじゃないのがちょっと怖かったです。
加速して出るので減速に時間がかかるのでスプラッシュのように落ちて終わりと思っているとちょっと違います。

タワーは今回のチャレンジでは乗り越えられませんでした。

前回TDRに行ったのが三年前。

その後スキーで上級者コースに行くようになり、
そこは43〜48度の傾斜面。
初めは「直角じゃん!無理!!」って行っていたものが今は普通に滑れます。
今回行って近くから見た感想はスプラッシュもセンターもスキー場と同じ45度なので
前回と違い下から見ていてもまぁあのくらいなら耐えれるかな?と思えました。
前は垂直落下にしか見えなかったものが、ちゃんと斜めに降りて見えるから不思議。

むすめがはなからコースターが平気なのは、
スキーもしょっぱなからまったく平気だったからかと妙に納得したのでした。

レイジングに乗る前にあまりに不安でさらに検索したところ、動画がありました。
絶叫系の動画っていっぱいあるんですね。
動画を見るのは、イメトレになります。
落ちる感覚は体が覚えているので、見ると疑似体験できます。
また怖い場所や回数がわかっているので、余計な不安が煽られずにすみます。
ネタバレしたくないかたは見ない方が良いでしょうが、どうしても怖いけれど乗りたいっていう場合はなんども見て慣れておくと安心です。

ちなみにタワーの動画はそれなりに参考にはなりますが
イメトレにはなりませんでした。
真っ暗なんですもの。(ので、乗れませんでした。怖くて)

今回「怖い怖い怖い」と思っていたセンターとレイジングに挑戦しました
(センターは世界観を見たくて乗りたかったけれど最後が怖くて諦めていた)
乗れてないのがタワーだけなので、次回は頑張ってみようかな?
と、思いながら頑張れないかも。

3年以内に結果を報告します。

落ちるは基本的に苦手ですが、タワー以外は乗れる私の感想としては、
スプラッシュの最後が耐えられるなら、タワー以外は平気。ということです。

落ちるのが平気でスピードも平気な娘は6歳の時(103cm)
唯一怖かったのはスペースMt.だそうです。
恐怖心が少ないので、純粋に肉体負担の多いものが怖い様です。

でも私はやっぱりスプラッシュの方が怖い。

アドレナリンは正直な肉体の反応なので。
上の表からみても娘がたぶん正しいのです。

結果、怖くないと思って乗る方が怖くないということがよくわかります。

でもこわーいけどね。




2017年4月13日木曜日

観葉植物類

昔見たロンドンのフラットの写真
1階から2階に突き抜けて大きな樹が植わっていました(室内)
流石に北海道で快適に暮らしながら室内ででっかい樹を育てるのは難しいので、
せめて吹き抜けの2階へとせっせと緑をのばしています。

シュガーパイン


本来鉢物も外へ出したり入れたりして風に当て、強くたくましく
管理した方が良いのですが、我が家では中と外を分けています。
我が家の辺りは風も強く、うっかり外に出すと倒れたり、飛んで行ったりもします。
そんなリスクと戦いながら、さらに虫がついたりもするので、
室内ながら陽当たりが良いことに甘えて温室育ちです。

デコポン
昨年は実がなりました
今年はまた植え替えないとダメかな?


昨年のデコポンの花


 オリーブ
10年前に1度だけ花をつけました。
15年くらい育てているのかな?
今の家は冬もかなり暖かいので、花をつけるのには寒暖差が足りない様です。
花を咲かせるべく色々工夫しています。
オリーブはブルーベリーと一緒で
異種の花粉がないと実をつけないので
希望を持って二種類植えてあります。


窓の上のジャングル
ストレリチアは20年ものくらいです。
小さな水生栽培の観葉植物で買ったものの、
大きくなったら花が咲くと知って土に植え替えました。
なかなか咲きません。
窓際からジャスミンとネペンテス(ウツボカズラ)が伸びています。
けっこう適当に育っています。

天窓から垂れているのは
グリーンネックレス(グリーンボール)です。
水をほとんどあげなくていいので、
マグカップにうえて置いてあります。
先の方の若い芽の玉がしぼんできたら水をあげています。


手入れも少なく簡単に育てられるものがたくさんあります。
壁に緑があると幸せです。




ヘレボルス類

ヘレボルス、通称クリスマスローズ
北海道ではクリスマスではなく
春の雪解けとともに花開きます。

北海道ではクリスマスローズは日向にも植えられると言われていますが、
株が小さいうちはやはり日陰〜半日陰が良いようです。
はじめに購入したものを、株が小さい頃に西陽だけはあたるものの普段は柵の影になる場所(わかりにくい)
に、植えていたところあまり調子がよくありませんでした。
南側にも係わらず、春先以外は木陰になる場所に植え替えた後、とても調子がよくなり、
その後は新しいものは同じような場所に植えています。

大きく育った最初の株は現在株分け時に移植し、
けっこう日のあたるところにありますが、
株が大きくなってからなので問題ないようです。

たとえ北海道でも、購入したてや、小さい株のものは育つまでは半日陰。
株が育っているものは言われるように日向でも大丈夫(乾燥地はだめ)
と、覚えておくと良いと思います。

春先、雪解けのあと、黒ずんだり傷んでいる葉を切り取ります。
古い葉を切るのは雪の前でも良いのですが、
子株だとどこに植わっているかわからなくなりそうなので雪解け後にします。

施肥は基本的な管理もありますが
植地の環境に合わせた方が良いと思います。

私は花後、かなりゆっくりじわじわ成長するので
葉が伸びるのを助けるべく緩効性の肥料(花壇用有機)。
雪の下にいる間に株が大きくなるので
寒さの声を聴き始めた頃、堆肥を周囲にすき込んでいます。

1度根着いてしまえば、手入れのない庭でも陽の当たらない木陰でも、
元気に咲いている姿をよく見るので、品種にもよりますが
あまり難しく考えなくても大丈夫です。

慣れないうちは、夏場の施肥は無理せず、
秋口に有機肥料か堆肥をあげておけばそれなりに育つと思います。




低い陽射しの下
廃屋の忘れられた庭で、群生していたりする姿は
花の幽霊の様な佇まいです。

我が家のクリスマスローズ


Helleborus niger 
ヘレボルス ニゲラ


Helleborus × hybridus 
ヘレボルス ヒブリドゥス
(ガーデンハイブリッド)

2017年4月9日日曜日

グラス類の管理(冬〜夏

Management of grass


晩秋まで美しいグラスたち。
グラスは育てやすく美しく迫力があります。
冬まで美しい葉色で
初雪の頃には幻想的です。

育てるのも簡単です。
我が家には
カレックスブキャナニー
フェスツカグラウカ
ミューレンベルギア
ホルデュウムジュバダム
4種類のグラスがあり、通年庭を彩っています。

グラスは優秀なカラーリーフプランツです。


Carex buchananii

赤褐色、白、茶と色合いの混じる葉立が上がり、葉先がカールしています。
草丈60ほどになります。

グラスといってもほぼ「ススキ」
雑草のたくましさを思えば当然なのかもしれません。
品種にもよりますが、秋まで健康に育っていれば越冬も問題ないです。

雑草の仲間といっても、
園芸品種になるものは色が変わっていたり、葉先がカールしたりと面白く美しいです。
大きくなると株分けが必要になります。
我が家のグラスも3年目に入って根元が盛り上がってきたので、
今年はブキャナニー、フェスツカグラウカは株分けが必要そうです。
秋に葉を刈り込みますが、その時一緒に根を分けます。
秋になったら様子を更新します。
こぼれたタネで簡単に増えるので、大きい株を諦めて小さい株と交換しても良いかと思います。

冬〜春

葉は品種によっては枯れないのでそのままにしていても良いのですが、
雪の重みで潰れてしまいます。
今年は株も大きくなったので刈り込んで(様子)います。
潰れた結果地面について枯れた部分が混じって、
春に立ち上がってきてもみすぼらしくなるので
春には新しい芽が沢山出ることですし、一旦坊主頭みたいになってしまいますが、
カットした方がスッキリします。

好みの環境も種類毎にあったりしますが、基本的にはたくましく、どこでも育ちます。
葉を伸ばす植物なので、刈り込んだ後の芽吹き時期に私はチッ素を多めの肥料を少量あげていますが、
何もしなくてもよく育ちます。
宿根ボーダーにも使われる(植え付け時の元肥のみ)植物なので、株のコントロール以外では放置です。

春〜夏

5月も末になる頃、刈り込んであった葉が美しく伸びて形も揃います。
2017.5.30














大きな株になると、6月末には穂をつけます。
零れ種で増えるので、穂先は落ちる前に刈り込みます。
特にホルディウムの穂はとても可愛いです。
ドライフラワーなどに使う場合は青いうちに切ってしまう方が良いです。
大きすぎるなぁと思ったら、この時一緒に葉も切ってしまったりしています。
それでもどこからともなく小さい分身が芽吹いてくるので、
必要ならば残したり移植したり、必要なければすぐに抜いてしまいます。


2017.7.7 ちびっこブキャナニー
穂が出るこの時期、小さい分身達が目につき始めます
 Festuca glauca
2017.7.7 フェツスカの穂

Hordeum jubatum
2017.7.7 ホルディウムの穂

Carex buchananii
2017.7.7 カレックスの穂

※ミューレンベルキアは移植時に元株が枯れてしまって
今は小さい株になってます。
写真はわかりにくいので載せていません。(越冬はします)

夏〜盛夏

盛夏にはまだ早い7月ですが、2017年7月の札幌は連日の真夏日です。
ホルディウムは日本では1年草扱いになっていますが、
涼しい北海道では、夏を越します。
例年ホルディウムは、根元が青々としたまま秋口を迎えますが、
4日間真夏日が続いた後、穂になっていない青葉の部分が枯れこんできました。
もしかすると、この株は今年で終わるかもしれません。
越夏のラインは30℃以上の連続にあるようです。
たまの真夏日超えは乗り越えてきたのですが、この後も見守りたいと思います。
北海道でも枯れる年もたまにはあるということで、
小さなホルディウムを2、3株スペアとして育成しておくと安心でしょう。
(今年芽吹いた小さな株は、秋まで穂をつけないので、枯れません)


また穂が出た後、夏場のフェツスカはロゼット様に広がってしまいます。
だらしなく見えるし、地面に触れたところは後々枯れるので、
外に広がった部分を思い切って刈り込みます。
穂の根元部分は一度黄色くなりますが、周りの葉がすぐに伸びてきます。

穂をつけたまま、広がっているフェツスカ
周りにも迷惑

こちらは穂を落とし、葉も刈り込んだ。
今時期はとなりのスモークツリーが主役






2017.7.11更新

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