魔法の庭は科学室

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2021年8月17日火曜日

フェンネルとキアゲハ

ヘンルーダはナミアゲハの幼虫に
丸裸にされがちなので
よく注意して幼虫がいないか探します。
(いたら数を調整する)
今年は幼虫を見ずに済んでいました
(アゲハは来ていたので、
アシナガバチとかの活躍だと思われる)

ふと見上げたフェンネル

でっかいキアゲハの幼虫が
3匹もいらっしゃいました。

今日はなんの蜂が来ているかなぁ?
と、フェンネル自体は
毎日の様に見に行っていたのですが、
派手派手な5齢幼虫になるまで
ぜんぜん気が付かなかった。

フェンネルは食べられても
それに気が付かないくらいめちゃくちゃ茂っていますし、
たくさんの虫の憩いの場なので、
蜂以外の虫にそんなに注視していなかったのですが

思い起こせば
花のあたりに黒っぽい虫がついていた気がする
(アゲハの幼虫はみな初めの頃地味な黒色)
花は私の身長より上の方に多いので
普通によく見えなかったし、
台を出してきてまでは見る気はしなかった

ルーに小さい幼虫を見つけた時には
7匹くらいはいたので、
キアゲハの幼虫も
はじめはそのくらいの数は
いたのではないかしら?
この3匹は蜂たちに狩られることなく
ここまで大きくなった猛者ですね。

美味しそうにフェンネルの花を



 

2021年8月4日水曜日

ホップの花

ホップの毱花の成長過程

Humulus lupulus



ひもの様なものが伸びている
これは雌蕊
一つの毱花は
たくさんのの花が集まってできている


雌株のみなので受粉はしないのですが
根本からだんだん膨らんでくる


花の根本が膨らんでくると
その周りの葉?がく?
も伸びてくる

まだ成長し切っていないが
そろそろ毱花っぽくなってきた

 

ホップの花については
観察だけではいまいちよくわかりません。
紫陽花やクリスマスローズの様な感じともちょっと違うし、
独自の構造なのかなと思います。

成長した毱花を収穫して
缶ビールや第3のビールに入れると
生ビールの香りに変わります。

乾燥してポプリにすると安眠効果が
ホップには軽い鎮静作用があるとされています。

2021年7月20日火曜日

ブルーマロウ

25年くらい前
まだ今ほどにはハーブティーとか出回っていなかった頃
赤毛のアンの料理ブックだったかしら?
何かで見かけた色の変わるハーブティー
これ飲んでみたい!!と
ブルーマロウを輸入食品のお店で見かけて購入
青色でいてくれる時間が短くて、ちょっと寂しかったのを覚えています。

味はそんなにないんだよね。
そのブルーマロウ。
うちの庭にも植っていますが、
そんなに美味しくないしハーブとしては
喉に優しとかうがいに使うとかあるのですが
花が粘膜質だからとかそういう理由なので
いままでハーブティーにしたことがありません


(さらには越冬しないと思っていたら越冬する
越冬しいると株がどんどん大きくなる
種がすごく落ちるので
あまり大事に育てていない)

ブルーマロウのことを知った娘が
やってみたい!!

と言うので
乾燥させてハーブティーにしてみました


ウスベニアオイ

乾燥してみた

瓶にためてある

お湯を注ぐ
色が変わらない
青い色はもともと時間で抜けるので
湯温が高かったかしら?

レモン汁を足すとピンクに
成分は出ているはず

水出しにしてみた
水出し・・・
青くならなーい


 なぜに青くならないのか?
今まで大切にしてこなかったバチが当たったのか?

ちょっと調べてみたのですが、よくわからなかったのでした。

ゼニアオイ(ウスベニアオイの変種・園芸品種)
と、ウスベニアオイがどちらもコモンマロウとして出回っているという
なんだか違う情報に行きつきましたが
それによると、うちのコは「ウスベニアオイ」
なんとなくゼニアオイノ方が色素が多そうなので、
使う量を増やしたらいいのかしら
どちらでも乾燥するだけで青いハーブティーになる様です。

わからないことは実験を繰り返すのみ。

今年は花を収穫しまくって乾燥させていろいろ試してみましょう。

2021年7月15日木曜日

うちのハニー

 Thymus and bee

蜂を総称して
ハニーhoney(愛おしい)
またはビーbee(羽音)

と呼んでいる私と娘
草木の手入れをしていると、花は切らないで〜
と寄ってくるビーとうっかり会話をしてしまいます。

タイムの花にはバンブルビー(マルハナバチ)やハニービー(ミツバチ)以外にも、
色々な「蜂」が訪れれるので、
タイムのあたりにいるだけでたくさんの虫に出会えて楽しいです。

巣材として流木にフタモンアシナガバチが来ていたのですが、
今度はトガリフタモンアシナガバチ
タイムをむしゃむしゃしている姿にはびっくりしました。

フタモンアシナガバチとトガリフタモンアシナガバチ
顎の色が違うそうです。
トガリの方は顎が黒い(基本的にメス蜂なので、メスの情報)

18年に記事にした蜂は顎が黄色く
21年に見かけた蜂は顎が黒いので、千客万来です。



エゾコマルハナバチ
Bombus ardens sakagamii 

early bumblebee

トガリフタモンアシナガバチ
Polistes riparius


寄生蜂

Parasitic wasp

ハナアブ

 Syrphidae





cat



2021年6月12日土曜日

北海道でヒガンバナを咲かせよう

Lycoris radiata

I want to have the street hishoka flower blossoms in Hokkaido


今年から新たにヒガンバナの地植えに挑戦を始めることにしました。
ヒガンバナ=彼岸花=曼珠沙華=リコリス
けっこう有毒性も有名かと思いますが、
薬草と毒草は紙一重
ぜひともイザの庭には欲しいところです。

「自生で賄える薬効のある植物」で、薬草ガーデンは植生を決めているので
宿根草で構成されています。
種子を取って繁殖させる。や、球根を掘り上げる。
はちょっと目標から外れるので、
一年草や、屋外で越冬できないものは
薬草ガーデンの仲間ではなく「園芸」として楽しんでいます。
勝手なこだわりなのですが(笑)

見た目が美しく、その上毒性もあるヒガンバナ
最近の愛読者が薬理凶室の「アリエナイ理科ノ大辞典」
娘にも植えられないの?と相談されて
北海道には自生していないのは知っていたので、ちょっと調べてみました。

園芸などのサイトでは冬は室内へ。との記載ばかりでしたが
素晴らしいHPを見つけました
いつも海岸へ冒険に行かせてもらっている石狩。
天気予報も石狩を参考にしている石狩。
そんな石狩で地植えに挑戦している上に
詳細な情報をあげてくださっているのです。
私も観察と経験を積み重ねて考察しながら植物を育てていくのが好きなので、
こちらのブログはとてもわかりやすく情報も素晴らしい。
リンクは2020年のページにと繋がらせて頂いていますが、
ぜひその先をたどってみてください。

こちらの情報によると、地植えでの越冬は問題なく、
日照不足のため開花が難しいらしい。
ということでした。
石狩で越冬できるなら、うちの辺もかなり過酷ですが大丈夫に違いない。

こちらを参考にして、我が家でもこれから
観察と記録を続けていきたいと思います。

彼岸花の球根はネットで購入。
持った以上に立派な球根がやってきたので
多分今年は開花するのではないでしょうか?
(球根の写真は撮ったはずが撮れていませんでした)
とりあえず、地植えと、比較対象のために鉢にも植えました(冬は室内)
楽しみですね〜


2021.5.19

2019.5.19

 

2018年6月6日水曜日

ヒースガーデンの管理(秋〜冬



秋の終わりの最後の最後まで
私を癒してくれたヒースガーデンも
雪に埋もれてしまう時期がきました。

冬から春の記事にも書いていますが
エリカ・カルーナ類については特になにもしません。
 ヒソップやガーデン後ろのロシアンセージの枝を刈り込みます。
雪でレンガが崩れると植物を傷つけるので
階段状に積んで日陰を作っていたレンガを下ろして
通路に並べます。

モルタルで固めてもよほど基礎がしっかりしていないと
雪で倒れてしまうので宿根草エリア(ヒースガーデンも)
のエクステリアはみた春に積み上げて冬におろせるレンガです。


ヒソップ
Hyssopus

根元のには柔らかな小さな芽がたくさん

枝の上の方には灰色に枯れた葉がちらほら

根元の若い芽を残して刈り込みます
緑が綺麗な枝は、雪に埋もれるまでもう少し残して起きます
お茶にして飲めるからです。
(いきなりの大雪で埋まったときは春に切ります)

ロシアンセージ
Perovskia atriplicifolia

もう少し短くしてもいいのですが、
この時期うっかり子どもが踏むので長めにしています。
2017.11.30
ヒースガーデンのエリアは雪が一度溶けました。
花がまだ咲いています。
雪解けまで花もそのままにこのままの姿でいて、
春先に雪から出た後に一度色が悪くなります。



雪解けが遅かったり、暖かくなるまで
他から持ってきた雪で覆ってあげたり、
雪解け後にむしろで覆ったりしてあげれば、
綺麗な色のまま春を迎えるのかもしれません。

けれど特になにもしません。
ヒースガーデンは自然のまま。
その強さたくましさも含めて美しいと思っているからです。

トリフォニウムのバニーズもタネを取ったりはしていません。
自然に芽吹けばよし、
芽ぶかなければそれもよしです。
(どこからかは出てくるし)

2021.6.13 更新

2018年4月12日木曜日

ミントを支配しよう

Don't be afraid  to plant Mint


うっかり植えると大変なハーブ等言われて
必要以上に恐れられていますが
ミントは別に怖くないです。

私は害虫対策としてミントを活用していますが
困ったことはありません。
上手に管理しないと庭中ミントだらけになるというのは
あながち嘘ではありませんが、
ミントに限らず宿根草植物はみな似たり寄ったりです。

ミントはとにかく地下茎が強いのですが
逆に言えば引けばずるずると抜けます。
横に伸びる地下茎は深くて15cmくらいのところなので簡単に抜けます

深くまで潜り(というか深くからでも出てくる)
引っ張ったら切れてしまうスギナの地下茎の方が私は嫌いです。

ミントは必要な分を残して、あとはとにかく抜けばいいのです。
「自分で植えといて自分で抜いてるー」と笑われましたが
それが正しい管理方法です。
株がおおきくなると伸びる地下茎も増えるのでどんどん減らします。

確かに張り巡らされてしまうと引いても簡単には抜けなくなるので、
スコップで掘り起こす感じになります。
なのでその前の「地下茎ズルズル」の段階でコントロールするのです。
それは他の宿根草にも言えます。

とにかく『育てて抜く』これがコントロールの第一歩です

コンパニオンプランツとしては
根の浅いタイムが一番管理しやすいです。
全体を覆っていてもすぐに剥がれます。
しかし、害虫に対する効果はミントが一番な気がします。
(個人的感想)

コントロールの第二段階は『壁を作る』です

前年度の段階で害虫に対する効果を実験中だった畑横のミント。

「効果がなかったら抜こう」と思っていたのですが
効果があったのでこのまま植えておきます。
なるべく放っておく管理が理想なので
ミントに毎年気を配るのも疲れるので、
『壁』を埋め込むことにしました。

みどりのプラスチックの
よくある簡易ガーデン作りの柵です。
この柵で囲むとそれ以上超えてこないのは
宿根草ガーデンの方で検証済みです。

昔は焼成丸太やいらない材木などを
埋めて境界にしたりしていたのですが
根っこがいつの間にか材木の中を進んでくるんです。
地上部には虫がつきやすいし、
こういうプラスチックの埋め込み型ガーデン柵が一番です。

あとはコボレダネでも増えたりするし、
たまに柵を上から超えたりするので
地上部は花後短く切ります。

『邪魔になったら切る』
これで支配は完璧です。


『抜く』
『囲う』
『切る』

言葉を並べると
育てているのか?って感じがしますが
強い植物はその強さを逆手にどんどん抜いて切ってしまいましょう。
枯れませんから!!

宿根草ガーデンを持つということは
甘さを見せると共倒れです。





2021.6.13 更新

2017年9月12日火曜日

ホップの育て方(及びつるものの施肥考察)

Hop
Humulus lupulus

北海道で一番オススメのグリーンカーテン
それはホップです。

ほとんど世話のいらない優秀なつるものです。
1株植えれば3年後には屋根まで登ります。
冬がくる前に地際まで刈り込めるので
冬囲いの心配もありません。

優秀すぎてどんどん伸びるので、
あまり長くしたくない場合はどんどん切ってしまいましょう。
本当にこじんまりと管理したいならば、
脇から出てくる新しい株と
大きくなりすぎる前に交換すると良いと思います。

4年たった株を掘り返して移植しようと思ったら大変でした。
(樹勢のある大きな株を欲しい人がいたので)
移植ではなく古い株は処分の覚悟で掘り上げるのはまだ楽だと思います。
(ホップの根は株からまっすぐ垂直に50cmくらい下る
大きく太く木化した根と
地面の下5cmくらいを
横に長く長く張る細い根(そこそこ太いのもある)
です。
横に張る根はある程度太くなってもずるずる抜けますし
多少切っても問題ありません
下に行く根も根元を残せば切っても問題ないのですが
(樹勢が落ちるの覚悟で移植するので)
根元が「木」になっているので切るにも切れません。
横根から伸びている新しい株を移植するのは楽なんですけれどね。

上はつるなのに地面の下は木
それがホップの正体です。
なので毎年0からあんなに伸びることができるでしょうね。

ホップの病害虫は
「毛虫」
「うどんこ病」
です。
毛虫もコロニーが大量につく感じでもないので
春先に注意しておけばだいたい大丈夫です。
(たまに秋口にマイマイガがつくことがあります)

やっかいなのがうどんこ病
きゅうりと一緒に育てていると、
6月にやけに暑くなったりすると発生します。
(きゅうりと同じ菌に弱いと予想しています、
きゅうりがないと発生しないしきゅうりに発生しない時も発生しない)
かびにも関わらず雨が少なく乾燥すると発生するので、
急に暑くなると新しい弱い葉がやられちゃうのです。

うどんこ病にかかっても次から次へと伸びてくるので
グリーンカーテンにするぶんにはあまり問題がありません。

しかしホップの醍醐味
鞠花で発泡酒をビール風味に!!
をしたい場合には
柔らかい部分はみなやられてしまう(つまり鞠花も)
なのでそれは残念です。

よく言われる対策としては
「涼しい午前中に葉に水をかける」
「たくましく育てる」
「予防の薬剤を使用する」

などが言われていますが、
忙しくしていたりすると
やっぱりうっかりやられます。
(きゅうりが植わっているからかしら?)

しかし!!
『うまく肥料を与える』
で、とうとう今年はうまくいきました。

もともとつるものは
チッ素を多く必要としていますが
同時にチッ素のあげすぎは成長を促進しますが株を弱らせます。
病害対策には
リン・カリと言われる次第です。

ホップは放っておいてもバカみたいに伸びるので
病気にならないようにとチッ素を控えめで
リン・カリ多めに与えていました。
今年ふと気がついたのですが、

春に出た葉
晩春に出た葉
初夏に出た葉

では初夏のものが一番貧弱なのです。
そして色も黄色がかっている。

春や、晩春に出たものがわらわら育って
栄養を作り始めているはずなのにです。

はっ、まさかこんなに葉があっても
栄養が足りてないのか?

チッ素肥料(尿素)をあげてみました。
薄かった葉の色が濃くなりました。
チッ素足りてなかったのかい。
(今までは急な暑さで焼け気味なのだと思っていた)
薄い葉の色のものからうどんこ病にかかります。
(そして刈り取りがおいつかないと緑のものまで広がる)

そう、通常の病気対策とは逆でした。
というか予想を超えてチッ素分を必要としているようです。

そういえば株が小さかった頃は
きゅうりと一緒でも病気にならなかったんですよね。

クレマチスなんかだとチッ素のあげすぎはやはり病気の素なのですが
30mは伸びると言われるホップ。
つるものっぷりが規格外でした。

ちなみに今年はきゅうりも気持ちチッ素を多めにしたところ
ことらも全くうどんこ病にかかりませんでした。

施肥は普段
「通常言われている」
「こういう場合の配合」
を目安にして行ってしまいがちです。

でも、「どんなに対策をしてもいまいち」という場合
「葉の色」を参考に施肥について考えなおしてみてください

もちろん各お庭で条件は違うと思いますので
ホップへの施肥が我が庭と同じではないと思います。

目で様子を見て、考えて、試してみる。
そうそう植物は枯れないので
そうやってだんだん仲良くなっていけば良いのではないでしょうか

黄緑色の若い葉(これはこの後濃くなる)
暑くなってくるともっと黄色く小さい葉になる

これは5月
この3倍くらいのびる
ホップの鞠花
このままビールに入れて香りを楽しんだり、
ポプリにしたり、
若いうちに積むと色も綺麗

ホップの花
鞠花がつく前に咲く
地味なこちらが本来の花


2017年8月13日日曜日

Thymus タイム

Thymus
シソ科イブキジャコウソウ属 


グラウンドカバー
コンパニオンプランツ
春〜夏の花期
カラーリーフ
香草

タイムを植えているだけで庭にはこれだけの益があります。
我が家を彩る4種類のタイムたちを紹介します。

みな同じタイムと言っても性質はなかなか違います。
あった場所、あった植え方を知ってこそお役立ち植物
タイムの本領発揮です。
それぞれの特徴と必要な世話を記載しています。


Thymus serpyllum 'longicaulis'
ロンギカリウス
花期5〜6月
Thymus vulgaris
コモンタイム
花期6〜7月

Thymus quinquecostatus
イブキジャコウソウ
花期6月下旬〜7月上旬

Thymus pulegioides 'Foxley' 
フォックスリータイム
花期7〜8月
上の写真は花期の順に並べてあります。

ここからは各品種を比較しつつ紹介していきます。



クリーピング(匍匐性)の代表格
ロンギカリウスはとにかくグラウンドカバー向けです。
一度根付いてしまえば乾燥も気にしません。
美しく育った姿は緑のカーペットです。

匍匐した先で出た根を利用して簡単に移植できますが、
その場合根付くまでは乾燥しないようにします。
根が浅いので、増えすぎた時はいらない部分を切って抜きます。
管理も簡単で素晴らしいです。
葉から良い香りがします。


コモンタイムはハーブの王道。
料理にはコモンを使います。
左がロンギ、右がコモンです。
立性で、古くなった株は木化します。
ハーブとして使うのは若い芽の方が良いし、
木化した株は春先の寒風後に枯れることも多いので
雪の前に刈り込んでいます。
小さな垣根として地ぎわに植えています。


手前のレンガ沿いのこんもりとしたのが
イブキジャコウソウ。
木のアーチの奥を這っているのがロンギです。
イブキジャコウソウは日本原産の唯一タイムのです。
ハーブとして利用されることはないというだけあって
葉からは香りがしません。
花は甘い香りがします。
他の3品種は「花の香り」を意識したことはありません。


左フォックスリー、右がロンギです。
フォックスリーは今(8月上旬)花の盛りです。
コモンタイムの様に高さもありますが、
横にも広がります。
この後株が大きくなるとまた違ってくるかもしれませんが、
コモンとロンギの中間の様な性質です。
今は花が美しいですが、緑と白の可愛らしい葉は、
庭の良いアクセントです。

香りのする葉は毛虫等がよりにくくなりますし、
咲いた花に引き寄せられて
ポリネーター(花粉媒介者)がやって来ます。
春早いうちに花咲く地味なぶどうの受粉には
ロンギにやってくる蜂の存在が不可欠です。

池と同じく庭も、
なるべく自己完結型にすると手がかからずとも
美しい姿を保つ様になります。

2017年8月3日木曜日

植物による害虫対策(コンパニオンプランツ)

Companion planting


コンパニオンプランツといえば、
トマトとバジルが有名ですね。
一緒に育てると美味しくなる。
それはそれで大変素晴らしいことですが、

我が家ではコンパニオンプランツの仕事といえば

「虫関係」

ポリネーターを呼び寄せる。
虫を寄せ付けない。
虫に食べられてもらう(罠)。
益虫を呼び寄せる。


配置を間違わずに植えることで、
農薬に頼らずとも、虫の害の少ない園芸が行えます。

園芸植物には時期に合わせて一部薬剤を使いますが、
畑は基本的に無農薬です。

畑の害虫としているのは
青虫・毛虫・コガネムシ類・カメムシ類
ナメクジ・ワラジ虫です。

(ナメクジは誘い出して殺す系の薬剤を
園芸植物側に撒いています。
それで畑側の被害もなくなりました。)

ワラジ虫は雑草の管理の項に少し書きましたが、
スギナを減らすことで数が減ります。
同様に、青虫も背の低い雑草に先につくので、
そんなに害はありません。
コガネムシ・カメムシ類は
人体への危険はないので、あまり気にしていません。

結局問題になるのは毛虫です。
畑が収穫期に入る頃の毛虫
道路を渡って来るものがほとんどです。

毛虫のつきやすい植物につくだけではなく、
間違って野菜類にもつくことがあります。

こどもが収穫に行くので、毛虫だけは要注意です。

園芸植物側でやっていたことを応用して、
道路との境界、
隣家との境界にはミントを生垣状に配置しました。
(生垣上からはみ出る文分は即時刈込む)

これで畑にはほぼ毛虫はでません。
丈が低く
毛虫に狙われやすいいちごも
今年は安泰でした。

5年かけて経験から学んできたことが
ずいぶんと実を結んで来ました。

今年は畑も庭も手入れがしやすいです。



タイムなどの他の虫が嫌がるハーブ類も
畑の周辺を囲む様に植えてあります。

薬草ガーデンのワームウッドは天然の虫除け成分です。
ホップへの毛虫被害が減ったので、
毛虫にも効果はあるのかもしれません。

セントジョンズワートや、ノコギリソウも
益虫を呼び寄せる効果があります。
(アブラムシを食べるテントウムシ等)

ラムズイヤーが呼び寄せた蜂が、
キュウリやトマトにも寄って行きます。
(受粉)

ブルーマロウは毛虫がつきやすいので、
コロニーができていれば燃やします。
小さなブルーマロウがぽつぽつ生えているおかげで、
他の植物が毛虫に狙われる確率が減ります。
(罠)

元来、薬とは自然界にあった有効な性質を知り、
その成分を調べたところから生まれました。
ですので、私は現代の「薬」を否定することはありません。

しかし逆に言えば、その性質をそのままに
自然の状態で活用することで
科学的に管理することも可能なのです。

というか、やってみたい。
できるのならば試してみたい。
柳の皮で熱がひくのか(アスピリン)

歴史を遡る様に、技術を遡って確かめてみたいのです。

「コンパニオンプランツ」
庭に有益ですが、それだけではなく
科学的にもとても興味深いです。






2017年7月28日金曜日

魔女気分で虫除けキャンドル2

Aroma candle
for insect repellent


魔女気分で虫除けキャンドルで、初挑戦したアロマキャンドル。
香りを強くするべく
今回は乾燥した葉を使って作ってみました。

また、前回シリコン型で作ったキャンドルですが
キャンドル単体だと燭台が要るので
キャンプ用には型に入れて欲しいとのリクエストがあり
アルミカップで作ることにしました。

全部同じロウソクで作ったので
ついた色は植物から出た色です。
(ラベンダーはうっすら着色しています)
そして完成したロウソクはかなり香りがします。
ロウソクに加工するには
フレッシュより乾燥した方が良いのかもしれません。


材料
ロウソク大8本
細いロウソクからとった芯
アルミカップ
乾燥ハーブ類
ワームウッド
ミント
モスキートブロッカー
ラベンダー

※ハーブ以外は百均で手に入るものです

道具
ビニール袋
金槌またはレンチ
鍋(湯煎用)
ボール
割り箸
竹串(半分に折る)
クッキングペーパー
バット(うちではいらないケーキ型)

※ボール・バットは専用にする。
割り箸、竹串なども再利用できるので一式セットとしてしまっています。

まとめてビニール袋に入れ

ビニールが破れないように二重にして、硬いもので叩く

湯煎のボールに入るくらいに割れればよい

湯煎にかける

ハーブも入れて葉をもんでクラッシュする
ロウを溶かしながら香りを移す
芯は溶けたら抜く
アルミカップに芯を垂らしておく

シトロネラ
爽やかな香り。
ほんのり薄い緑色






ワームウッド+ミント
前回効果のほどがあまりわからなかったので、
ミックスしてみました。
煮出し中はミントの香りでしたが、
完成後はワームウッドの方が香りが強く出ています。
かなり黄色くなりました。






ラベンダー
今回初めて使ったので
花がバラバラになるのがちょっと面倒でした。
お茶パックか何かを使ってもいいかな?と思いますが、
ロウを無駄に吸いそうなので、やっぱり専用で茶漉しを用意することにします。

花が浮いてしまうので
次からは濾し器も用意しようと決意しました。

着色はクレヨンで、ほんの少し

娘が花を飾りたいと何かやっていましたが、
沈んでしまうのでわからない

つぶつぶしてます。

今回は8本のロウソクで3種類11個のロウソクができました。
乾燥ハーブまとまりにくいので、
残り物はワックスバーにはできませんでした。
ロウ極力型に出して、残りは捨てました。




今回のアロマキャンドルは
火をつけると香りがひろがりました。

虫除けでは全部混ぜだけに火をつけてみましたが、
それなりに効果もあった様です。

ラベンダーのいちばんつぶつぶしているものは
燃焼に難があるかな?と、
一番最初に火をつけてみましたが、
やはり火が消えやすかったです。
粒は少なめの方が良い様です。

芯は細いものを使用したので、
火は小さめで燃焼時間も長く
ちょうどよかったです。
次回のキャンドル作成
乾燥ハーブつぶつぶなしで、
一応の完成を見るのではないでしょうか?

2017.8.1 更新

ネアンデルタールの薬師に学ぶ

イザの庭(薬になる植物)

Medicinal plants ブログタイトルのイザ、 ネアンデルタールのまじない女(薬師)から クロマニヨンのエイラに受け継がれた すばらしい植物たちの知識 私もイザに導かれて、植物の世界に魅了されました。 私のイザの庭にもずいぶん植物たちが...

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