魔法の庭は科学室

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2017年7月10日月曜日

小さなお客様と果実の結実

Bee visiting the garden and fruit

まずは、庭の花を訪れるお客様たちを紹介します。

今日の午前中。庭で出会った虫達です。

蜂達は動きがとても早く、
なかなか写真にも収まってくれませんし
種類の特定まではなかなかできません。

他にも時間帯や
日替わりでいろんな虫達を目にすることができます。
ラムズイヤーの花は大きいけれど地味ですが、
虫達には大好評です。
頭がたつと大きくなるし、
枯れてきた花が茶色く見た目が悪くなるので
盛りすぎたら早めに切りたいのですが、
虫達のパラダイスっぷりを目にするとなかなか切れません。
ブラックベリーの花もなかなか人気ですが、
ラムズイヤーには叶わないようです。

春先の花の少ない時期に、タイム赤(紫っぽい花いろ)や
アシュガ(紫花)が咲き始めます。
蜂達は『花のある場所』と覚えて日参するようになるので、
その後咲くぶどうの地味な花にもよく寄ってきます。

庭を整備し始めて6年目になりますが、
春先に庭にくる蜂の数が増えて以降
いろいろなものの結実がとてもよくなりました。

「虫がよく見える色」とか「集まる形」とかの話を聞きますが
私の経験上では、蜂が好きなのは
『紫色のシソ科の花』です。

ぶどうの結実はかなり虫頼りです。
人力でやるのはしんどいです。
いちごも放っておくと実の形がいびつになったり、
ちゃんと大きくなったりしません。
あの小さいタネのひとつひとつがうまく結実すると
実が綺麗に膨らみます。

いぜんが娘に「こちょこちしてー」
と受粉させていましたが、
最近は放っておいても綺麗な形になります。

そして、いちごの受粉には蟻がかなり貢献しています。

良い虫も、あまりよくない虫もいますが、
長いこと庭にいて観察して入ると、
すべてが輪になって『庭』になっているんだなぁと実感します。

セイヨウオオマルハナバチ
(特定外来生物)
お腹の先が白い
ニセハイイロマルハナバチ(多分)

ハナバチ
(ミツバチっぽい)
ハナバチの一種

小さなハナバチの一種
(花じゃなくアブラムシを狙っている)

寄生蜂の一種
アゲハの幼虫(まだ黒い)
イネ科につく甲虫の一種

ありさん


ハエは頭を突っ込んだまま動かない
他にもクモ、や今日は見かけませんでしたが、
小型の甲虫類がかなりいます。

地に目を向ければ、ワラジムシにダンゴムシ。
ミミズ、コオロギ(まだ幼生)
ハサミムシにゲジゲジ。
いろいろいますが
コオロギ以外はあまり写真向けじゃないですね。



おまけでこんなお客さんもきます。
近所の有名な野良ちゃん。
水飲み場にしているようです。

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