Groundcovarplants
過去記事の「雑草の管理」や、
「雑草を愛でよう」でもとりあげている
グラウンドカバープランツについて書いていこうと思います。
花壇に隙間があると、すぐに雑草が生えてしまいます。
球根植物が終了してできた間隙など、
うっかりしているとぼうぼうになっています。
また、地面が丸出しだと乾燥が早く、
あまり手間をかけたくない宿根草花壇にもかかわらず
毎日水をやる羽目になります。
結果、できるだけ手間暇かけたくない私の花壇は
かなりの範囲がグラウンドカバープランツで覆われています。
自分で選定して植えたものでであれば、
草丈や性質なども選べますし、
地を覆うタイプの植物は地下茎からの芽吹きを邪魔するので、
すでにある雑草対策としても有効です。
以下はグラウンドカバーに向いた植物と、性質を紹介しています。
King of Groundcovar
もっとも適したもの(タイム類
クリーピング(匍匐)性質のものが向きます。
クリーピングタイム(白花)もありますが、
ロンギカリウスが一番頑丈で広がりがよく、花も綺麗です。
フォックスリーは高さもややありますが、
横へ広がるのも早く、葉が綺麗です。
雪解け後も緑色でしっかり残っているので、
スギナが芽を出しにくくなります。
虫もつきません。
ロンギカリウスは広がりすぎたら、
抵当な長さに切って抜き必要な場所へ移植します。
根が出やすい上に張りも浅く、コントロールしやすいです。
一番オススメのグラウンドカバーです。
イブキジャコウソウはタイムより地面に張り付く感じで広がります。
Thymus longicaulis タイム ロンギカリウス |
Thymus vulgaris タイム フォックスリー |
Thymus quinquecostatus イブキジャコウソウ |
Suitable for dry location
乾燥に強いタイプ(セダム・アカエナ
セダム類やアカエナは乾燥に強いのが強みです。
湿気の多い場所では消えてしまいます。
雪解け後の春先は勢力が弱まっているので、
スギナ対策にはあまりなりませんが、
春以降に飛んでくるタネからの雑草防止に役立ちます。
虫はあまりつきませんが、
葉の大型になるセダムには芋虫や、アブラムシがつくことがあります。
Sedum セダムとタイム うまく補い合って地面をカバーしている |
Acaena inermis 'Purpurea' アカエナとセダム 混じりあっていてもかわいい |
Suitable for a shady spot
日陰に強いタイプ(リシマキア・アジュガ
匍匐性のリシマキアも、アジュガも葉色が綺麗です。
花のない時期もカラーリーフプランツとして庭を彩ります。
リシマキアはスタートが遅めです。
アジュガは根をしっかり張ってしまえば乾燥にも強く、
春先にもしっかりしているので、
タイム同様スギナ対策にもなります。
アジュガには春先たまに毛虫がつきます。
Lysimachia congestiflora 'Midnight Sun' リシマキア ミッドナイトサン 初夏に黄色い花が咲く |
Ajuga reptans ランナーで増える。 根は浅めなのでコントロールはしやすい。 |
Other
その他
グラウンドカバーにしようと思ったわけではないけれど、
グラウンドカバー向きでもある植物。
Raoulia australis 残雪草 |
gypsophila cerastioides オノエマンテマ (カーペットかすみ草) |
Pachysandra 斑入りフッキソウ |
Anaphalis margaritacea
カワラハハコ
|
High shrub or Tall plants
立性のもの
境界や、虫除けの囲いにしたい場所、
そういった場所に植えるには
そういった場所に植えるには
立性質・木質のものが向いています。
虫のつきにくく、手入れのあまりいらない
ハーブやヒース類がオススメです。
虫のつきにくく、手入れのあまりいらない
ハーブやヒース類がオススメです。
Calluna vulgaris カルーナ 高さは20cmほど、じわじわと横に広がる |
Hyssopus ヒソップ 50cmほどまで大きくなる |
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