7月上旬に訪れた
ROYCE'のローズガーデン(2021.7.7)では
見事に花々が咲き誇っていました。
それからおよそ3週間
7月31日にもう一度行ってみました。
7月初旬から夏日〜真夏日が続き今日まで
ほぼ雨もなし。
(札幌は1924年以来の14日連続真夏日だそうです
2021.8.3時点)
記事の中で、
イングリッシュガーデン方式での花数
について、ちょっと触れていますが、
このガーデンは本当に植物が密に植っていて、圧巻なのです。
そこがたぶん裏目に出ていて
水やりが追いついていない状態になっていました。
これだけの植物を維持できるだけの水を
この猛暑が続く中で人為的に撒くのには限界があります。
うちではほぼ雑草(頑健)
として扱われているラムズイヤー
(でもハニーのために育てている)
ですら写真の様
↓
2021.7.31 でもこのくらいではこのコたちは枯れない |
ブルーベリー畑も一部瀕死 この感じはちょっとやばいかなぁ |
乾燥に強いラベンダーもけっこう限界 その奥はなんだったんだっけ? 基本的に秋まで葉の枯れないものが植っていたはずなのですが かわいそうに |
原種に近い(ハマナスっぽい)ものは結構がんばれている |
ここら辺は水ルートに近いのでまだ花も綺麗 |
本来ならば四季咲きの品種で今も美しいはずなのですが
薔薇の蕾が開けず枯れていたりしていています。
夏に咲く球根植物なので、暑さにはかなり強いはず百合でも
花びらへの水分が足りていない様で
ほころびかけでも茶色い部分が出てしまっています。
樹木でさえ葉がくるくる巻いてしまっていたり
枯れかけているものがたくさんあります
(街路樹も品種によってはそんな状態)
これはガーデンの管理というよりも
雨の偉大さを感じます。
暑い日の水やりにもある通り
地面の温度がかなり重要です
水量の確保だけではなく
雨が降ることで全体的な地面の温度がかなり下がることが
水まきだけでは限界があるのです。
水道はもちろん、農業では用水路も確保されていて
技術の進んだ今の現代日本
(特に水の豊かな北海道)では
「旱魃(ひでり)」はほぼ歴史の教科書や
地理の教科書で見るだけの
あまり実感のないものでした。
(「水不足」くらいは聞きますが)
今回はもちろん農業ではく鑑賞ガーデン
そこで水が不足している程度のお話で
旱魃というにはおこがましいのですし、
今年は農家さんも大変な思いを
しているのではないかと思います。
むかしむかしに雨乞いに命をかけた理由が
なんとなく理解できた
暑い乾いた2021の夏なのでした
来週明けにかけてやっと本気で降りそうな
傘マーク
(8月8~10)
3日くらい続けて降ってしっかり大地を潤してくれることを
切に祈ります
(雨乞い)
0 件のコメント:
コメントを投稿