岩石について学ぼう
At the entrance of the Earth Science
過去記事の
などで拾ってきた石の中から面白いものをいくつか持って
北大博物館に行ってきました。
以前ここの先生に海岸で瑪瑙が拾えることを教えてもらったのが
我が家のビーチーコーミングの始まりです。
(それまでは夕張や三笠などの
「化石の出そうな」河原などにしか興味がなかった)
瑪瑙や玉髄の比較的みつけやすい石を探していくうちに
「面白い石」と「普通の石」の違いがなんとなく
わかるようになってきました。
そして瑪瑙や玉髄以外の「面白い石」も集めるようになりました。
瑪瑙や玉髄は見分けがつくようになったものの
(サンプルも先生にいただいていたので)
その他の「面白い石」がなんなのか、
岩石の図鑑で調べて予想をつけても、写真では判別しにく
そこで先生にみてもらうことにしたのです。
その「面白い石」たちです
予想 重くて手に張り付く感じの石。
火山岩?玄武岩かな?
結果 玄武岩(磁石をくっつけて確認)
結晶も入っていて良い標本
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予想 別名鮭(他に肉と呼んでいるものもある)
チャートなのかとも思ったが、細かい結晶もあって重さもある。
レッドジャスパーかもと思ったけれどそんなに簡単にみつかるのかしら?
結果 ジャスパー
これはすごいです。ジャスパーですよ
表面も(鮭の皮部分)残っていて大変良い標本です
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感想 結晶の過程がわかる良い玉髄
結果 玉髄
結晶の仕方がよくわかる大変良い標本
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予想 ケイ素の結晶が見えるめのうや玉髄のなかま
表層に水晶の小さな結晶のある珪化石
めのうや玉髄と同じ成分
結晶が面白く良い標本
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これは先生には持って行かなかったのですが、
先生の引き出しに同じものがあり、話をしたところなかなか貴重なものとのこと
貝部分がオパール(蛋白石)化しているとのことで
珍しい標本なんですって。
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これまで
ノジュールは「化石の入っているかもしれない石」
それは考古学(古生物)への興味でした。
今では「なにか面白いものが入っているかもしれない石」
に変わりました。
面白いのか化石だけではないのです。
火山も多くある北海道、そのエネルギーにも興味はつきません。
有珠山ジオパークにも何度か足を運んだりしていますが、
「火山岩」については「溶岩の固まったもの」種類がある。
程度の知識でした。
ところが溶岩は火山岩からさらに変成岩や火山性の結晶など
その他の多くも生み出していました。
石を拾うことから、こんなにも
面白いたくさんのことが学べるのですね。
地学の入り口に過ぎませんが、
地球の入り口でもある気がします。
今回持って言った石は全て採集場所がわかっています。
先生曰く、最終場所のないものはどんなに良い石でも標本としては使えない。
これからは最終場所ごとにさらに気をつけて分類することにしましょう。
子どもの岩石図鑑はかなり役にたつこともわかりました。
「予想」は図鑑を参考にしながらたてたものです。
「予想」は図鑑を参考にしながらたてたものです。
他にもまだ謎の「面白い石」があるので、
また先生のところにお邪魔したいと思います。
また先生のところにお邪魔したいと思います。
2021.6.13更新
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