Caterpillars of the summer
に詳しく書いてきましたが
春先〜初夏にかけて毛虫に備えておくと
そうそう夏場は毛虫の被害にあいません。
しかし今年は新しいヤツが現れました。
がーん。
顔はけっこうかわいい(気がする) |
ぶどうにつきます。
ぶどうは毛虫がつきやすいと言われますが
うちではほとんどついていませんでした。
(たまのさすらい毛虫くらい)
この毛虫の特徴は
小さい頃からコロニーをつくりません。
糸でぶら下がります。
ぶどうにつく糸を引く毛虫と言えばマイマイガです。
マイガマイガかしら?と油断したら違いました。
なぜってとりあえず毒毛虫です。(やられた)
マイマイガは顔が「はらぺこあおむし」
みたいに八の字なのが特徴らしいのですが、
彼は八の字顔ではないし、
「マイマイガは皮膚の弱いひとならかぶれる」
程度の毒なので、
彼はがっつり毒毛針持ちでした。
かなり調べたのですが、正体は判明しませんでした。
糸をひくタイプの毒毛虫ってあまりいないんですね。
チャドクガもコロニー時期には糸を出すのですが、
ぶら下がっているところなどはみたことがありません。
糸を引いて逃げる性質のせいでか
ポロポロコロコロとすぐ転って逃げるので
葉ごと切って燃やすのが難しいのです。
ちょっとの振動でも葉上を転がって糸で逃げようとします。
止むを得ず割り箸でつまんで洗剤液(※1)で殺す方法をとりましたが、
今度は葉に張り付くので大変です。
(油断すると転がる)
ぶどうが収穫前なので、葉ごとがんがん燃やすわけにもいかず、
収穫時に子どもが刺されない様に放置するわけにもいかず。
今度はトーチ型のバーナーを投入しようかな?
でも転がって逃げそう。
青みがかった緑色で黒い網目模様、頭が真っ黒い毛虫です。 黒い点状の模様があるので、毒針もちかな? と思って気はつけましたが コロコロ攻撃にやられました。 |
おまけ
スズメガの幼虫。毒はないので観察後にもどしてあげました。 |
(※1)毛虫は毛の間に空気を溜めるので、青虫と違って水に入れたくらいでは死にません。
台所洗剤を水で薄めたものに入れると空気が溜められくなるので、普通の虫と同じく溺れて死にます。
殺せますが毒針の効果は残るので、トイレなどに流すか、死骸を燃やすかして処理します。
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