魔法の庭は科学室

魔法の庭は科学室
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2018年3月30日金曜日

雪解け2018

3月24日には樹や構造物のまわりだけが溶けていたのですが
そこから温かい日が続いたので、
27日には南側の花壇の雪はなくなりました
西側の花壇も構造物付近ではなくなり、
緑のまま姿を表してくれた植物や、
新しい春の芽も見ることができました。

2018.3.24 昼頃

2018.3.25 朝


2018.3.27 チューリップ

クロッカス

緑色はタイム 発芽しているのは何でしょう?

スイセン

リグラリア

ホップ

蓮池の金魚も無事に姿を見せてくれました
近づくと隠れるので室内からの撮影

セダムは石の上の方が状態が良い


2018年3月29日木曜日

一足早いお花見

雪解けの桜の記事で紹介していた
折れてしまったチシマザクラの枝
部屋で水に挿していたところほぼ1週間で花が咲きました。
外に置いてあるの桜の花芽の様子を追った記事を参照すると
ソメイヨシノが緑色に膨らんでから
花開くまで2週間かかっています。

温かい方が成長が早いと言うことがよくわかります。


2018.3.18

2018.3.22
2018.3.22

2018.3.24

2018.3.25

2018.3.26

2018.3.26

2018.3.27

2018.3.27


2018.3.28

2018.3.28

2018年3月23日金曜日

苗作り2018〜種蒔の仕方

まだ庭の雪は厚く春はまだまだという感じですが、
今日は苗用の種を蒔きました。
昨年は4月の12日にポットに種蒔していましたが、
路地へ植えるサイズまでに育つのに思った以上にに時間がかかったので
今年は2週間ほど早くしてみました。

昨年までは4月になってから種蒔をしていたので
庭から土をとっていたのですが
(本来は専用土の方が良いのですが、うちの庭に植えるものは
もともと直播で良いような品種が多いため)
今年は3月、地面はまだ雪の下。
なので種蒔用土を購入しました(一番安いやつ)

育苗床には、一昨年までは購入した苗の空いたポットを
再利用していたのですが、
昨年からはジフィーポットを使っています。
子どもがお手伝いしたがるのですが
ポリではやはり土が崩れます。
ジフィーはそのまま植えられるので、
子どもと楽しむガーデニングには最適です。
ジフィーで育てる場合は水やりは腰水です。(くにゃっとなっちゃうので)
水受けを昨年は大きなアイスクリームの空き容器などを使っていたのですが
百均でA4の書類入れを苗専用に購入しました。

うちは床暖で室温がほぼ一定で、
3月半ば頃から5月中はだいたい20度くらいです。
発芽温度が低めのものは窓際(寒い)に置きますが、
室内ではこのタイプを発芽させるのが一番難しいです。
発芽温度高めのものは床に近く置きます。

発芽した後は窓際に置き(夜はけっこう寒い)
5月に入って温かい陽があれば外に出して風に当てます。(風強い)
庭に移すのは5月半ば過ぎをめどですが、
6月に入ってもものすごく寒い日とかがあるので、
なるべくスパルタに育てます。


広げた新聞紙の上で土を入れていきます

その後ケース内に移動して
新聞紙を三角に折りこぼれていた土はポットに戻します

タネを蒔いた後に水を入れていきます
1リットルのコーヒーのボトルが室内では便利です

温度など考えてこんな感じで置いてみました
今回蒔いたタネはこちら

2018.3.23 

2018年3月22日木曜日

雪解けも近い桜の様子

鉢ごと雪に埋めてある桜ですが、
雪が緩く、重くなってきたのでそろそろ掘り出しました。

我が家の桜は鉢植えで
こちらの記事でも紹介していますが
ソメイヨシノとチシマザクラの2品種です。

今年はソメイヨシノを下の方(鉢)
しか覆わないで冬を越させてみました。
ソメイヨシノは道南以北では厳しいとされています
(とはいえ道央でも路地で咲いていますが)
「どのくらいの環境で越冬するのか」
それを実験してみたかったのです。

太い枝は良い感じですが細い枝は微妙な感じです。
細枝はやはり覆った方が良いのかな?
暖かくなるまで順次経過を追いたいです。

太い枝、すでに芽が大きく育っている

細い枝、芽も小さく乾燥して見える
凍害で枯れているかも

こちらはチシマザクラです。
雪に埋めてあったのですが、
それをも超える強風で鉢が倒れてしまって、
枝が折れていました。
そろそろ花芽も増えるはずだったので残念です。
枝までしっかり覆っていても倒れてしまうと折れてしまうので
鉢管理の厳しいところです。
鉢をおいて埋めてあった場所は
庭の中では一番風の害の少ないところなので
ここで倒れるようだともう仕方がないです。
(一昨年までは物置に入れていたのですが
大きくなって入らなくなってしまった。)

下向きになっているところで折れてしまっている


活動を開始する前に切り落として薬を塗りました。
この時期薬剤はなかなか乾かないのですが、
まだ細菌も活動していないので折れた枝は早めに手当てします。
桜は温かくなってから切ると
その枝は結局根元から枯れてしまうことが多いです。
切った枝を水に挿しておいたところ
1週間たって、芽が膨らんで緑色になってきました。


 複数個の芽がありさらに丸っこいものは
私の予想では花芽なはず
チシマザクラが咲くのは庭では5月中頃ですが
一足早く花がみられるかもしれません。

挿し木にしてもよかったのかもしれませんね。
とはいえもう活動開始してしまったので
とりあえず花が咲くかこのまま過ごしたいと思います。


2018年3月21日水曜日

多雪地域での花壇構成

多雪地域での宿根草
メリットとデメリット

降雪があり、除雪が入ると、人の通路だけでもかなりの雪山ができます。
自動車を持っている人だと
その3倍の雪山ができるのではないでしょうか?

先日50cmほど降雪があった日
雪の避け場所に困っているお宅をを見ました。
広くオープンなお庭をお持ちなので、
いくらでも雪捨て場があるように見えるのですが
庭の全体に綺麗に小ぶりの庭木を植えていらっしゃるので
庭には雪が捨てられないのです。
除雪した雪は自然に降雪したものと違って固く締まります。
雪囲いがしてあっても、除雪の雪が締め付けていくと囲いは持ちません。

私の庭では雪捨て場に困ることはありません。
雪が多く、雪山を作ることを前提で庭を考案したからです。

雪山ができる場所に宿根草
超低木のグラウンドカバーにもなるヒースやラベンダー
枝折れにも負けない(というか雑木扱い)ブラックベリーやグズベリー
大きく育てたくないので枝折れ容認のスモークツリー
などを植えています。
雪山にならない場所で自然降雪のみのエリアに
果樹やバラなどを植えています。
(境目のやや危険エリアに白樺を植えていますが
白樺も北海道に自生している強い木です)

宿根草は冬季間地上部が枯れます。
地上部がないということはほぼ冬場は植物の心配がないということです。
これは多雪地帯においては重要なことです。
また積雪がないと寒さで地面が凍ってしまうので、
雪き捨て場として使用するのは
とても効率が良いのです。
もちろん水はけが悪い場所などでは春先にまた違う心配が生まれますが、
宿根草が普通に育つような環境ならば
水はけなどの心配もいらないと思います。
もちろん宿根草ではなく1年草花壇にしてもかまいません。
畑でも良いと思います。
(裏の雪山側は畑にしています)
1年草の花壇や畑は毎年費用がかかるので、
雪捨て場が大きいと大変です。
雪捨て場にするからと放っておくと
雑草が生えてしまうので、我が家は宿根草頼みです。

雪国ではメリットだらけのような宿根草
なにがデメリットかというと

「強くて枯れない」

さらに大概の種類は自然に大きくなったり、増えたりします。
「切る」「抜く」「半分捨てる」
など簡単ですが管理は必要になります。

新しいものを植えたければ庭を広げなければなりません。
1年草花壇は毎年枯れますので毎年新しいことができます。
宿根草は同じものが生えてくるので、
植え替えたりしなければ飽きるかもしれません。

庭の構成のテキストでは
「日当たりや人や草木の成長、導線などを考えて」
と書いてありますが
北海道向けの物でも「積雪」「枝折れ」はあっても
『雪捨て場』はなかなか書いていないと思います。
それはガーデニングの話ではないからです。

もちろん「雪捨て場」として使用しなくても
多雪に寄る枝折れは常に問題です。

『雪の下に何を植えるか?』
『どのくらい雪が積もるか?』

花壇構成を考える時にちょっと思いめぐらしてみてください。


宿根草花壇はこの下

奥に少し写っているのが境目の白樺

自然降雪エリア

2018年3月16日金曜日

植物管理ノート

庭をはじめた頃、
名前や種類などをきにせず気に入ったものを見つけて
植えて楽しんでいました。
(一応買った時のラベルは一緒に植えて置くのですが、
飛んで行ったり色あせてわからなくなったりしている)

そして誰かにこの花と同じものが欲しいけれどなんと言うの?
と聞かれて「うーん」となる。

そんなことを繰り返していたので
植物の管理ノートを作ることにしました。
買って来た時点で植物とラベルを写真に取っておけば
ラベルを捨てても構わないし、
ノートにまとめるのはいつでも良いのです。

品種名がわからないものには「?」
管理が悪くて枯れてしまったものは「×」
薬草として植えてあるものには薬効がかいてあります。
自分用にまとめたものなので 
管理方法などは書いてありません。

私はpagesで作成して共有しています。
今回このブログに載せるには
スクリーンショットした画像を使っています。
OSが違う方や重いデータを使いたくない場合
ただのそこそこ高画質な画像データに
できるスクショはかなり役にたちます。

pagesではなくともスプレッドシートなど
スマホとPCで確認や共有できるツールで作れば
自分の庭にあるものが出先で確認できますし、
出先で名前のわからなかったものと
似たものを見つけた時に写真と比較もできます。
なかなか便利です。

もちろん印刷もかなり役にたちます。
プリントアウトしたものに日頃はアナログに情報を書き足していって
たまにまとめて更新しています。

園芸ノートの「栽培植物一覧2017」では
大きな画像で一覧表示してあります。
栽培可能な植物の参考になさりたいかたはそちらもどうぞ

秋口に植えて、越冬を確認してからと思ったものは
2017年度には載せていません。
雪解け後に状態を確認して、2018として更新します。











雪解けと雪囲い効果

雪が少ないと行っていたH29年度の冬、
春の声を聞き始めてからどんどん積雪が増えてしまいました。

だいたい毎年の年間降雪量は一緒なのは知っているのですが、
雪の降り方によって積雪量自体はかなり変動します。

今年の春の雪にはこまりました。
2月末、どかっと50cmほど積雪を押し上げたあと
「雨」
これは折れる!!

寒くなってまた凍ってしまうとその後が危険です
とはいえ冬の雨。
足元も柔らかく下手すると2mの山にはまって抜けられなく可能性も。
うかつには手が出せません。

雪山は葡萄棚の高さをを越えて白樺が完全に埋もれた。
その後の雨でかなり沈み混む。
写真ではわかりにくいですが白樺が傾いている

運良く温かい日が続き、危険も減ったので
少し掘り出してみました。
全体として傾いてはいたものの支えは効いていて折れてはいませんでした。

こちらは自然な積雪の場所
ここは心配していません


自然に雪が溶けてきました。
自然に顔を出します。
囲われた姿のまま現れています。
一安心。
さくらんぼもここまで枝が太くなっていると
牽引だけで大丈夫です。
バードデッシュが接着面で剥がれちゃいましたね。


葡萄棚もここまで見えるようになりました。
今のところ枝折れなしで無事に過ごしたようです。

完全に雪が溶けてみなければわかりませんが、
今年もそこそこ無事に冬を過ごしたようです

ネアンデルタールの薬師に学ぶ

イザの庭(薬になる植物)

Medicinal plants ブログタイトルのイザ、 ネアンデルタールのまじない女(薬師)から クロマニヨンのエイラに受け継がれた すばらしい植物たちの知識 私もイザに導かれて、植物の世界に魅了されました。 私のイザの庭にもずいぶん植物たちが...

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