クレマチスには
旧枝(前年枝)咲きと
新枝(当年枝)咲きがあります。
旧枝咲きとは、昨年中に枝に作られた芽から今年伸びた枝に花芽がつくもの。
新枝咲きとは今年新しく伸びた枝に花芽がつくもの。
簡単に言うと秋に新枝咲きなら根元から切っちゃって大丈夫!!
と言うことです
(実際はどこに植わっているかわからなくならないように少し残して切る)
我が家のクレマチスは新枝に花がつくものを選んでいます。
積雪が多いので冬季間、
枝(トレリス)を維持しなくていいというのはありがたいですし。
うっかり剪定間違い!!ってこともないので安心です。
また新枝咲きは四季咲きのものも多いので、グリーンカーテンとしても楽しいです。
我が庭では現在2種類のクレマチスがあります。
ベティコーミングは新枝咲きのヴィチセラ系
スノークィーンは旧枝+新枝咲きのパテンス(バテンス)系
スノークィーンは庭に植えてから4年目。
3年目の昨年からは初夏に咲き始め、秋までずっと花を咲かせてくれています。
クレマチスは定植前にある程度大きくした方が良いと言います。
(2年目以降の苗は路地植え可能、当年苗はそのままポット育成)
確かに3年目からは花付きが違いました。
3年目からは3mくらいは伸び、次々と花を避けせています。
写真3枚目のベティコーミングは昨年の植え付け(2年目苗)です。
系統も違うので、比較がまた違いますが
まだまだ株は貧弱です。
スノークィーンは金魚の池の横に植えています。
クレマチスは肥料を好む植物ですが、あまりあげていません。
金魚の水を時々半交換するが流れ込むので
肥料過多にならないようにしています。
魚の水の肥料分は主に硝酸(窒素)分なのですが、
池なので枯葉等の腐食成分も含みます。
春先と初秋にリン・カリのみを肥料を施していますが、
それでうまく育っているようです。
ヴィチセラの方には芽吹きには窒素をややプラスし、
それ以降は通常の花壇用肥料をあげています。
スノークィーン 2017.5.27
スノークィーン 2017.6.9
スノークィーン 2017.6.20
スノークィーン 1017.6.28
6月初旬に開いた花は前年枝花、下旬に開き始めたものは新枝花。
枝の伸びた先で咲いているので、株の下部と上部に花がある。
これは秋に2節くらいしか残していないため。
前年枝咲きの例に習って3〜4節残して切るともっと全体に花がつくが、
枝が混み合うのを避けたいので、うちではこの様に管理しています。
ベティコーミング(ヴィチセラ)2017.6.9
2017.6.20
ヴィチセラ系は花が下向きにつきます。
あまり写真向けではないのですが、とても美しいです。
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