魔法の庭は科学室

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2017年6月23日金曜日

魔女気分で虫除けキャンドル

薬効のある植物を植えていても、
植えているだけで満足(いざと言う時使える)
ではもったいありません。

なので、虫除け効果のある
ミントとワームウッドを使って虫除けキャンドルを作ってみました。

ワームウッドは
「にがよもぎ」
なんだか魔女の気分です。
「よもぎ」の仲間ですが、神経作用があるので食用には向きません。
有名なアブサンやベルモット(チンザノ)の原料です。
退廃的な感じです。
(現在のアブサンにはワームウッドは入っていなかったはず)

乾燥させた束はそのまま虫除けになりますが、
キャンプ用にキャンドルにしてみました。


材料

ろうそく(百均で一番大きくて長いもの←芯にするひもが欲しかったので)
シリコンのお弁当のおかず入れ(型にする
竹串(芯を縛る)
割り箸(作業用)
バット(型を並べる専用)
クッキングペーパー(取り出した草をワックスバー風に固める)
専用ボール(ろうがつくのでひとつ専用にすると便利)
軍手(熱くなったボールを取り扱う用)

植物
ワームウッド(適当)
ミント(適当)
その他季節のハーブ

作り方
1、ろうそくを割ります。
   1〜1.5cmくらいの大きさに割れれば溶けます。
   パパと娘で二重にビニール袋に入れ、上から金槌でゴリゴリしていました。
2、型の用意をします。
   竹串をシリコン型より長く切り、そこに芯を縛り付けて下まで垂らします。
   上に出る文は長めに、下はそこに少しとぐろを巻くくらいです。
   ろうが垂れても良いバット的なものの上に並べます。
   別にクッキングペーパーでも良いですが、
   滑って安定感が悪いのでシリコンが張り付く感じのものがいいです。
3、ろうそくを湯煎で溶かします
4、溶けたらハーブを投入し、色が出るくらいまで煮ます
   揚がってしまうと成分が飛んじゃうかなぁ?と思って沸騰しないようにしました。
5、色が出て、香りがしてきたら、火を止めて型に流し込みます。
   小さめの葉っぱを飾りで入れます。
6、固まったら完成です。
   綺麗に型から外れます。竹串から芯を外してほどき、適当な長さに切ります。


ワームウッド(にがよもぎ)
Artemisia absinthium

煮出し中

型に入れました。

完成
引き出したワームウッドはクッキングペーパーの上に
まとめておくと勝手に固まっています。
このまま虫除けとして吊るします。

ミントで作ったもの。
こちらはタイプの違うろうそくを使ったため色が白いです。

型もちょっと変えてみました。


所要時間は1時間弱(ろうそくをわるのが大変?)
同様の手順でミントも作りました。

ろうそくを灯してもそんなに香りはしませんでした。

芯が太めだったので火力が強めでした。
次は細い芯で作ろうと思います。

ミントのそうろくの周囲の方が虫が少ないようでしたが、
炎に飛び込んできたりするので、効果のほどはよくわかりません。
灯している間には刺されませんでしたが、たまたまな気がします。

今度は乾燥したもの、
あと、モスキートブロッカーでも作ってみようと思います。
また、葉をたくさん入れたもの。
いれてないもの作ってみようと思います。
また実験次第更新します。

ちなみに虫刺されキングの私が推奨する
蚊に一番刺されない方法
それはフレッシュミントティーを飲む!!です。

摘み立てミント葉7〜8枚に
スコッチを注ぎ(細胞を破壊)色が変わったらお湯を注ぐ
これが一番効きます。
アルコールがダメな場面ではお湯だけでも大丈夫です。
飲まなくなった途端に刺されましたが、飲んでいる間は刺されませんでした。
(虫除けスプレーは併用してます)
((虫除けスプレーだけでは絶対刺されます))

2017.7.3 更新

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