ラベル庭の池で詳しく紹介している小さな金魚池
その池の金魚ちゃんは今年も無事に冬を越えました。
何年も過ごしているので、毎年そんなに心配してはいないのですが、
それでも雪解け後、窓からみた池に赤い姿を見るとホッとします。
(近づくと潜ってまうのでいつも確認できるのは窓からが最初)
メダカ池の方はまだ上部が雪まじりで水温も低そうなので、
もしもメダカが冬を越えていたとしてもまだ冬眠中(泥の中)でしょう。
越冬できる金魚ですが、
白いコや黄色いコは冬を越せなかったり、
1冬は越せてもそのあとの2冬目を越せないなどもありました。
越したあとの春先に死んでしまったりもして、
(もともとの寿命なんかもあるでしょうが)
結局なん冬も元気に過ごすのは赤いコです。
色を出すのはメラニン色素
日焼けは嫌われがちですが、
色がつくということはバリア機能が働いているということ
自然界ではやはり、色素を持つ方が逞しいようです。
以前公園の錦鯉の自然繁殖の生き残り
(冬場良い大きな鯉は預けて水を抜いているので、どこかの水たまりで生き延びたもの)
その稚鯉を見せてもらったことがあるのですが、
ほとんどは色なしの黒い鯉でした。
金や銀も少ないながらもいますが、
斑紋のものはいませんし、色なしの白い鯉もみません。
金魚の繁殖の経験から、色はなかなか出ないものなのですが、
生まれる金魚の色比率でいけば白い子はいても良さそうな気がします。
黒い鯉(ほぼ野生)の方が強いのは当然ですが
生き残っている色付きが金や銀ということは
全体に色のかかっているものが強い
ということなのでしょう。
さて、今池にいる子は以前の池の主、
おはなちゃん(お祭りで救われて死ななかった和金)の子です。
琉金と混じってややぽっちゃり体型なのですが、
和金の遺伝子は強いですね。
赤くたくましくなん冬も過ごしています。